芸能界は甘い! 

「芸能界は甘い」「犯罪者をテレビに出すな」社会復帰後、ネット上で批判を集めた3人

2019/03/31 11:45
立花はるか
ASKA公式サイトより

 3月12日、電気グルーヴのピエール瀧容疑者が麻薬取締法違反で逮捕され、芸能界に衝撃が走った。2018年9月には元・モーニング娘。・吉澤ひとみ被告の飲酒・ひき逃げ事件、19年2月には俳優・新井浩文被告が強制性交の罪で逮捕、起訴されるなど、不祥事が相次いでいる芸能界。過去に、飲酒運転で現行犯逮捕された坂上忍は、吉澤被告の逮捕時に、自身がMCを務める情報番組『バイキング』(フジテレビ系)で、飲酒運転を擁護するかのような発言をし、大炎上した。

 しかし、そんな坂上が売れっ子MCとして活躍しているように、芸能界は一般社会に比べ、復帰が容易な印象を受けるが、世間から不信感を買った“復帰”芸能人も存在する。その一人が、CHAGE and ASKAのASKA。

「ASKAは14年に覚せい剤使用容疑で逮捕され、その後活動を自粛。しかし、17年に音楽活動を再開させると、昨年11月5日に逮捕以来初の本格ライブを行いました。チケットは完売で、5,000人のファンの前で熱唱したそう。今年2月からは自身のバンドを率いての全国ツアーもスタートさせていますが、ネットからは『逮捕されても、音楽活動できるんだ』『素直に応援できない』『人前に出ないでほしい』と、いまだ復帰に難色を示す意見も多々。熱狂的なファン以外からは受け入れられていないのが現状です」(芸能ライター)

 また、09年8月にASKAと同じく覚せい剤取締法違反で逮捕された酒井法子も、先日、地上波テレビに復帰しており、批判の声が高まっている。

「酒井は、3月27日放送の『THE カラオケ★バトル またやっちゃう? あの大ヒット曲、ご本人は何点出せるのか SP』(テレビ東京系)に出演。11年ぶりに地上波で、代表曲『碧いうさぎ』を披露しました。収録後には囲み取材も行われ、酒井は『頭真っ白になっちゃいました。気がついたら終わっていました』とコメント。歌唱については『ありがたいことに、歌の仕事はずっと続けさせていただいているので、いつも通りみなさんが聞いてくださるところを想像しながら』と語りました。しかし、酒井といえば、逮捕後の初公判で『介護の仕事を前向きに勉強したい』と話し、大学にも通ってたため、ネットからは『介護の勉強は、口先だけ?』『何事もなかったように、復帰できる芸能界は甘い』『犯罪者を出すな』と大ブーイングが寄せられました」(同)


 また、15年10月にコカインなどの薬物を所持していたとして、逮捕された元タレントの高部あいも、世間から厳しい声を集めた。

「04年に『全日本国民的美少女コンテスト』でグラビア賞を受賞し、芸能界デビューした高部ですが、逮捕後に所属事務所を解雇され芸能界引退に追い込まれました。しかし、17年10月に弁護士の男性と結婚していたことが判明。事務所解雇後に活動について悩んでいたときに、親身になってくれた男性だといい、結婚発覚当時、高部は妊娠7カ月だったとのこと。まさに人生再出発の真っただ中でしたが、ネットからは『芸能人なら前科があっても、弁護士と結婚できるのか』『逮捕から2年たたずに、結婚・妊娠って……』『弁護士が犯罪者と結婚ってアリなの?』と批判が噴出してしまいました」(同)

 多額の損害賠償がウワサされているピエール瀧と新井浩文だが、今後はどうなるのだろうか――。
(立花はるか)

最終更新:2019/03/31 11:45
ASKA / Too many people
前科持ちの司会者の発言に、違和感しかない