結局、事件の真相なんだったの?

NGT48・山口真帆暴行事件めぐり失態、退任へ……元AKB劇場支配人・細井孝宏氏の“意外な人物評”

2019/03/10 11:45
サイゾーウーマン編集部(@cyzowoman
NGT48・山口真帆公式プロフィールより

 NGT48・山口真帆の暴行事件で、大バッシングを浴びた運営サイドが、またしてもお粗末すぎる展開を迎えた。「ファンの信頼を取り戻すべく」設置された第三者委員会が、事件の全容を調査中にもかかわらず、運営幹部がその内容を第三者に漏らしてしまったのだ。

 運営のAKSは7日、グループ公式ブログで、元NGT48劇場支配人で、同社「取締役室」に異動となった今村悦朗氏との契約解除、またAKB48劇場支配人の細井孝宏氏の退任を発表。

「その原因となったのは、発表の前夜、元AKB劇場支配人の戸賀崎智信氏がTwitter上に、今村氏、細井氏との酒席での3ショット写真を投稿した一件です。さらに細井氏も自身のTwitterで『今日は浅草のあの人(※戸賀崎氏)と、浅草を街ブラしながら飲んでます』と、戸賀崎氏の写真を投稿しています」(スポーツ紙記者)

 ツイートはすぐに削除されたものの、戸賀崎氏は「色々聞いた。みんなぐたらない」(原文ママ)と投稿していた。

「つまり現役支配人である細井氏や、現在もAKSに籍を置く今村氏は、第三者委員会が調査中の内容を、外部の人間である戸賀崎氏に漏らしたと考えられます。山口の事件が明るみになった際、対応が後手後手にまわり、激しいバッシングにさらされてきたAKSですが、さすがに今回ばかりは迅速に対応をした印象です」(同)


 運営関係者からも、呆れ果てた声が続出しており、最も矛先が向けられているのは、退任が発表された細井氏だという。

「世間から『暴行事件の責任から逃げた』と思われているのに酒席に参加した今村氏、その内容をSNSに投稿した戸賀崎氏にしても、同情の余地はありませんが、細井氏に関しては自らが背負っている責任をまるで理解していないとしか考えられない。彼は、常に現場に顔を出していた戸賀崎氏とは違い、裏方に徹する“役人タイプ”で、真面目に仕事をすることが取り柄といわれていたのですが……なぜこの投稿が許されると思ったのか、理解に苦しみます」(AKS関係者)

 第三者委員会の調査結果は、今月中旬にも公表予定だったというが、その直前の“大失態”ということで、AKS内にも不穏な空気が立ち込めているようだ。

「世間は事件の被害者である山口の動向だけでなく、事件に対する運営陣のスタンスにも、以前から注視していました。その責任者たちがこの体たらくですから、内部では『この会社はもうダメかもしれない』という空気が蔓延しています」(同)

 業界内では、「AKSの社員が大量離脱するのでは」といったウワサもささやかれている状況だが、運営サイドは全ての膿を出し切ることはできるだろうか。


最終更新:2019/03/10 11:45