インタビュー

眞子さま、元ももクロ・有安杏果は「洗脳状態」? 精神科医が「恋愛感情」との危険な関係を説く

2019/03/02 17:00
サイゾーウーマン編集部(@cyzowoman

「弱っていた」からこそ、有安は洗脳された?

 では、有安のケースはどうだろう。精神科医に洗脳されているのではと、ファンから心配の声が飛び交っているが、そもそも有安が抱く恋愛感情自体、「典型的な『転移性恋愛』です」と、片田氏は厳しい目を向ける。転移性恋愛とは、精神分析の創始者、ジークムント・フロイトによれば「患者が転移の結果として、医師や精神分析家などに恋愛感情を抱くこと」を指すという。

「自分の悩みを親身に聞き、相談に乗ってくれる主治医のことを『頼りになる』と感じると、恋愛感情を抱きやすい。有安さんはももクロ時代から、この医師に相談をしていたそうですが、特に精神科ではよくあることなんです。フロイトは、治療中に起こる転移性恋愛を『非常に危険なこと』とみなし、患者さんと距離を置くなどして深みにはまらないように助言していました。実際には、主治医と患者さんが結婚することもあるのですが、同業者として今回のケースを考えるに、『若い女の子の弱みに付け込み、転移性恋愛を利用して男女の関係になったのではないか』といった批判はやむを得ないと感じています」

 転移性恋愛によって、有安は「ほれこみ」という精神状態になり、おのずと、洗脳も起こっているのではないかと考察することができる。

「ほれこみや洗脳が起こりやすいのは、本人が弱っているとき。ももクロでの活動に疑問を感じ、弱っているとき、医師と出会ってのめりこんでいったのではないでしょうか。精神科医といったって人格者ばかりではありませんから、有安さんを洗脳し、“支配しよう”と考えても不思議ではないと思います」