[ジャニーズ・メディアの裏側]

King&Prince・平野紫耀『かぐや様は告らせたい』に暗雲!? あの“大爆死”ジャニーズ映画と共通点

2019/02/25 08:00
サイゾーウーマン編集部(@cyzowoman
顔面偏差値は高い平野……

 King&Prince・平野紫耀が主演し、橋本環奈がヒロイン役を務める映画『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』が9月6日に公開されることが発表された。ファンからは「顔面偏差値が高すぎる2人の共演楽しみ!」と期待が寄せられている一方、業界からは興行成績を不安視する声も上がっているという。

「同映画は、漫画家・赤坂アカ氏が『週刊ヤングジャンプ』(集英社)で連載中の同題作品を実写化。秀知院学園の生徒会長・白銀御行(平野)と副会長・四宮かぐや(橋本)が、お互い好きなのに“いかにして相手に告白させるか”という頭脳戦を繰り広げます。平野は昨年11月に公開した映画『ういらぶ。』でも主演しており、初週末で観客動員14万3000人、興収1億7000万円(興行通信社調べ)をあげ、映画ランキング3位を記録していました」(芸能ライター)

 そんな平野が『かぐや様』でも主演するとあって、ファンは大歓喜。橋本も映画にドラマ、CMと活躍中の売れっ子とあって、それぞれのファンが「こんな美男美女をスクリーンで拝めるなんて最高!」「絶対に見に行く!」などと沸き立っている。

「しかし、やはり原作ファンの中には、『平野も橋本も役のイメージに合わない』『キャストありきの企画って感じ』などと、実写化に否定的な声も。また、業界内でも、興行収入が不安視されています。というのも、昨年12月にSexy Zone・中島健人と中条あやみのダブル主演で公開された映画『ニセコイ』との共通点が多いため、『「かぐや様」も「ニセコイ」同様に大コケしなきゃいいけどね』などと、ささやかれているんです」(映画関係者)

 『ニセコイ』は、漫画家・古味直志氏が「週刊少年ジャンプ」(同)で連載していた原作を実写化した作品。『かぐや様』とは“集英社の漫画誌のラブコメディ”という点が共通している。


「また、両作ともテレビアニメ化を経ての実写化であり、そのメインキャストが10代女子を中心に人気の若手ジャニーズ&旬の女優、さらには監督も同じ河合勇人氏が務めます。『ニセコイ』は、キャストがテレビや雑誌などで盛大にPR活動したにもかかわらず、初週末の映画ランキングではギリギリ9位。翌週も10位で踏ん張りましたが、年明けにはランキング圏外に。最終的な興収は5.4億円と言われていて、この記録的な大コケは関係者を驚かせました」(同)

 こうした事態には、映画業界のヒット傾向も少なからず影響しているようで……。

「数年前の映画業界は、10代をターゲットにした漫画原作モノのラブストーリーが大ブームでしたが、最近はそれも落ち着いてしまった。そのため、『かぐや様』を見るのも平野や橋本のファンに限られてくるのではないかと思います。2人がどれだけ集客力を持っているか見ものです」(同)

『ニセコイ』同様、キャストが宣伝のためにメディア出演する機会が増えるのであれば、ファンは大いに楽しみだろうが、その努力が映画の成績につながることを祈るばかりだ。

最終更新:2019/02/25 12:47