言うべきことか一旦冷静になってみよう

GACKT「分かり易い差別」、松本人志「どういう了見?」……接客に怒りを示したタレント3人

2019/02/16 15:00
立花はるか
真顔やん

 芸人の“たむけん”ことたむらけんじが訪れた、大阪のあるラーメン店のツイートが大騒動に発展した。1月22日、店の公式Twitterが「先程『たむけん』さんが来店されました!」というつぶやきとともに、たむらと撮影した記念写真をアップ。しかし翌日になって、あろうことか「マイク、カメラなかったらおもろ無い奴でした」というコメントを投下したのだ。

「2月4日になって、たむらはこのツイートに気づき、『えっ?嘘でしょ?気持ち良く写真も撮らせていただいたお店にこんな事言われる事あんの?ちょっとびっくりなんやけど』とTwitter上で不快感をあらわにしました。これを受けて、店のTwitterに『めっちゃ失礼』『そもそもプライベートで面白くする必要ない』といった批判が殺到。ラーメン店のツイートは後に削除されたものの、騒動から数日たってからも、ラーメン店には無言電話が相次いだそうで、たむらが今度は『もう、やめましょう。 僕に対するお言葉はこの後もありがたく頂戴しますが、向こうへのお言葉はもうやめましょう。 皆さんの大切な時間を費やしてまでやる価値のない事です。 ご理解よろしくお願いします』と呼びかけることとなりました」(芸能ライター)

 店の対応に苦言を呈した例でいえば、GACKTもパリのレストランでの不快な思いをを明かしていた。2015年3月30日、自身のブログマガジンの中で、ホテル内のビュッフェに入り、眺めのいい入り口近くの席に腰を下ろしたところ、店員から奥の席に移動するよう指示されたと告白。

「GACKTが最初に座った席辺りには、白人の客が次々座っていき、奥の席に座るよう指示されていたのはアジア人ばかりだったそう。GACKTはこれに対し、『ものすごく分かり易い差別だよ。まあ、彼らからしたら差別も区別も大した差はないんだろうが』と告発。その後、一度店を出て再入店して入り口近くの席に座り、注意しに来た店員に対しフランス語で席を移動する理由の説明を求めると、店員は口ごもって去っていったことを明かしました。これに対し、ネット上からは『筋が通ってる』『これに関してはGACKT格好いい』といった声が続出。また、仏在住というネットユーザーからも『アジア客を外から見える席に座らせないようにするっていうのはフランスでも問題視されてる』という同意の声や、『差別なんてほぼ遭わないから、このイメージつくられるのやだ』というコメントも寄せられ、盛んに議論されました」(同)

 飲食店での接客だけでなく、タクシー運転手の応対に疑問を呈したケースも。ダウンタウン・松本人志は、15年6月21日に放送された『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』(日本テレビ系)の中で、食事会の帰りに知人を送るためタクシーを止めた際のエピソードを告白。「松本は、『ちゃんと送ってくださいね』と運転手に3,000円手渡したとのこと。距離はワンメーターで、知人はタクシーを降りる際、『(余ったお金を)松本さんにお返したいので、おつりを』と運転手に促すと、『さっきの人にもらったやつだから、あなたには渡せない。これは俺がもらったもの』と返金を拒否されたとのこと。松本はこれに、『そこまで人を嫌な気持ちにさせられる? 2,000なんぼで。どういう了見してんの?』と怒りを爆発。ネットユーザーからは『がめつい運転手だな』『図々しい』という声もあったものの、『乗る人に車代として渡しておけばいいのに』という声や、『チップ込みだと思ってしまったんじゃない?』と松本の至らなさを指摘する声も多く寄せられました」(同)


 一般人に良識を求めすぎる芸能人は、いずれ自分の首をしめることにもなりそうだ。
(立花はるか)

最終更新:2019/02/16 15:00