サイゾーウーマンカルチャー社会ティラミスパクリ疑惑を弁護士解説 カルチャー なぜこの悲劇は起きたのか? シンガポール「ティラミスヒーロー」パクリ疑惑……「HERO’S」は法的に罰せられるか、弁護士解説 2019/01/21 21:05 社会 HERO’S公式サイトより 1月20日に、ティラミスブランド「HERO’S(ヒーローズ)」の1号店が、東京・表参道にオープンした。同17日には、俳優の三浦翔平が登壇する初出店記念イベントも開催され、早くもスイーツファンの間で注目が集まっているが、そんな中、店頭で売られるティラミスや猫のキャラクター、ブランドロゴなどが、シンガポール発のティラミスブランド「ティラミスヒーロー」のものと“酷似”していると、ネット上で炎上している。 2012年、シンガポールで創業した「The Tiramisu Hero」は、13年8月から日本で瓶入りティラミス「ティラミスヒーロー」の販売を開始し、14年からは、日本の百貨店やジェイアール名古屋タカシマヤをはじめとするJR各社などとの取引もスタート。「アントニオ」という名前の猫が同ブランドのキャラクターとなっている。一方、1号店がオープンしたばかりの「HERO’S」も、同じく瓶入りティラミスを展開し、“ヒーロー”だという猫をイメージキャラクターとしている。 昨年末には「ティラミスヒーロー」の公式Twitterが、「2012年にシンガポールでつくった私達のオリジナルブランドロゴがコピーされ、只今日本で使用できなくなってしまいました。私達が大好きな日本でこのような事が起きた事を、大変残念に思っています。でも、アントニオは負けません!(中略)さらにアントニオヒーローは新しい称号を手に入れました。その名は【ティラミススター】」と報告していることから、ネット上では現在、「HERO’S」が意図的に「ティラミスヒーロー」に似せているのではないかと、盛んに指摘されている状況だ。 なぜ、本家であるはずの「ティラミスヒーロー」が改名に至らなければいけないのか、そして、ネット上で高まる「『HERO’S』を罰することはできないのか?」という疑問について、今回、弁護士法人ALG&Associatesの山岸純弁護士に話を聞いた。 次のページ シンガポール「ティラミスヒーロー」が犯したミス 123次のページ Amazon 下町ロケット ヤタガラス 関連記事 峰なゆか、「パクリ騒動」再び!? 『平成ちゃんと昭和姉さん』告発に「これはひどい」の声続出『カメラを止めるな!』パクリ疑惑! 著作権侵害が事実なら「とんでもない損害額に」と弁護士談ブルゾンちえみ、ネタ盗作疑惑! 恋愛ハウツー本ほか“パクり元”続々発覚で大炎上!?「他人の記事をパクるのはこんな人」弱小出版社の編集者が語る、パクリ騒動が起こるワケメルカリの“グレーな出品物”たち……弁護士が「法的にセーフかアウトか」ジャッジ!