33歳体重100キログラドルが「断食道場」に挑戦! 1泊2日の内容と結果とは?
5時半には起床して、体重や体温を計測。飲んだ水の量やトイレの回数などをチェックシートに記入して、6時からはまた大広間でヨガ。はぁ健康的。ここ最近は毎日朝7時くらいまで飲み歩いてからのラーメンでシメるという生活だったので、ホントに新鮮。ヨガは簡単なポーズが多く、初心者でもやりやすい感じ。
それから分担して掃除をして、9時のお茶まで自由時間。この時間は仮眠を取ってもよいと言われたので、うたた寝していると、道場長との面談タイムに。道場長は前日のお迎えぶりだ。道場長といっても、この人は特に直接何かをしてくれるわけじゃないんだよなぁ。送り迎えと面談が主な仕事なんだろうか。どうでもいいけど、1人で梅干しをなめながら、お茶をすすっている。私の分はないの……? めっちゃ喉かわいてるんですけど。
やはりお茶は出されないまま、私に合った食生活や生活リズムを、淡々と提案される。まず肉・卵・乳製品は全く食べる必要がないと言われ、さらに「糖質抜きなんてやってるやつはバカだね」 と一蹴。そこからアドバイスは始まり、おかずはあくまで副菜なので摂らなくても大丈夫、朝は玄米や野菜を粉にしたものと梅醤番茶(番茶に叩いた梅、生姜、醤油を入れたもの)、昼と夜は玄米と漬物、味噌汁だけを食べ続ければ、2週間で5キロ痩せますよ! と言われる。いや、そりゃ痩せるやろがと思うも、とりあえずフンフンと話を聞く。
道場長はなぜかヒートアップし始め「今の40歳以下の親たちは、添加物を取りすぎているせいで、精子と卵子が狂っている」「そんな狂った精子と卵子からできた子どもなんて、狂っているに決まっている」「そいつらが60歳まで生きられたら万々歳」だと独自の主張を開始するも、“狂った精子と卵子”というパワーワードでいろいろ妄想してしまい、それ以降の話が全く入ってこなかった……。
前日見たDVDの自力整体のオジサマしかり、道場長しかり、思想が変わっているというか、浮世離れしている。新宿の飲み屋では、絶対出会えないだろうな……。別に出会いたくもないけど。