3週間ぶりに2ケタ復帰!

「脚本センスが良すぎる」『SUITS/スーツ』8話、正午と真琴の“蟹江いじり”が大好評

2018/12/03 18:00
『SUITS/スーツ』(フジテレビ系)公式サイトより

 12月3日夜9時から第9話が放送される織田裕二主演の『SUITS/スーツ』(フジテレビ系)。視聴率は第3話までと第5話で2桁を記録。以降は2週連続で1ケタ台だったが、第8話で10.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)に復活した。

 同作は、全米でメガヒットした『SUITS』を原作とした弁護士ドラマ。主人公の敏腕弁護士・甲斐正午は、約10年ぶりの月9主演となる織田裕二が熱演する。傲慢な弁護士の甲斐と、天才フリーター・鈴木大貴(Hey!Say!JUMP・中島裕翔)の凸凹コンビが、 さまざまな訴訟問題に挑んでいくというストーリーだ。

 第8話では、「幸村・上杉法律事務所」の元に集団訴訟の依頼が舞い込む。大手建設会社「烏丸建設」が有害塗料を使用した住宅で、健康被害を訴える人が相次いでいるというのだ。さっそく事務所の代表・幸村チカ(鈴木保奈美)は、正午を担当に指名し、蟹江(小手伸也)以外のアソシエイト全員の手を借りるよう指示。蟹江は自分だけ蚊帳の外であることに不服そうな表情を見せるが、正午は「蟹は手足が10本ある」と声を掛け、正午なりのエールを送った。

 その後、原告団のメンバーに話を聞いて回ると、何者かが各家庭の内情を調べて脅迫していることが発覚。正午は烏丸建設の顧問弁護士・畠中美智瑠(山本未來)の仕業だと睨むものの、なかなか立証には至らない。そこで、烏丸建設の財務状況から弱みを探ることを計画。企業財務に強い蟹江に調査を頼むため、健斗(岩井拳士朗)に「蟹のゆで方はわかるか?」と声をかけ、控訴の準備を進めることに。

 そんな中、事務所内の誰かが原告団の情報を美智瑠にリークしていたことが判明。内部調査を請け負った蟹江がフォルダのアクセス履歴を調べると、ログに残っていたのはパラリーガル・聖澤真琴(新木優子)のアクセス履歴だけだった。しかし、これを不審に思った大貴がさらにログを遡ると、アクセス履歴が改ざんされていることが明らかに。そして、改ざんした犯人が健斗であるとわかり、真琴は事務所追放の危機を免れるのだった。


「濡れ衣を着せられた真琴は、蟹江に給料アップと謝罪を要求。蟹江は1度謝罪を渋りますが、真琴が『では、これまで見てきたあなたの悪行を……』と言いかけると被せ気味に平謝り。前半の正午による蟹江いじりがいつもより絶好調だったこともあり、視聴者からは『みんな蟹江先生の扱い方がうまくなってきてる』『蟹のゆで方発言と秒で謝る蟹江先生に笑った』『蟹江先生が絡む場面、脚本センスが良すぎる』と爆笑の声が上がっていました」(芸能ライター)

 第9話では、事務所のシニアパートナーに昇格した正午。お披露目パーティーの会場で、「YURI綜合会計事務所」の所長・華村百合(石田ひかり)と、百合のもとで25年勤めているエース会計士・大河原忠(西村まさ彦)を紹介される。しかし、大河原が出身大学を偽っていたうえに無資格で働いていたことがわかり、百合はすぐにでも解雇するつもりだという。

 すると、百合の話を聞いていた大貴は、大河原が自分と同じ境遇であることに同情し、大河原をかばい始める。ところが、大貴が「もう1度話し合うべきです」と口を挟むと、大河原は百合を「不当解雇で訴える」と、宣言してしまうのだった。

「第7話で大貴の過去が真琴にバレていますが、真琴はまだ事務所の誰にも秘密を明かしていない様子。『2人が急接近しててドキドキする』『真琴ちゃん絶対大貴のこと気になってるよね』と、2人が恋愛に発展することを期待している人も多いようです」(同)

 曲者ぞろいの事務所だが、大貴は着実に功績を残している。秘密がバレたとき周囲の弁護士はどのような反応を見せるのだろうか。


最終更新:2018/12/03 18:00
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