[連載]30代女子の「煩悩部屋」ビフォーアフター【煩悩003-11】

イライラの原因は「80cmを確保」でゼロ円解決!?  動線最悪の「汚ベッド」を配置換え!

2018/11/19 20:30

 20代の捨てられない思い出、過去の恋愛、三日坊主のアイテム、蓄積された趣味のコレクション、不安の数だけ溜まるストック商品……。収納ライター・ito makiが、30代・女性のひとり暮らしにありがちな、モノと煩悩に支配された“汚部屋”を一掃。ゴミという名の過去を捨て、心ごと汚れを洗い流し、願いが叶う“悟り部屋”に変えていきます!

 

【煩悩003-11】イライラする「ベッドルーム」を配置換え!(Eさん・32歳)

 ひきつづき、第3回目のクライアント・東京都世田谷区の2DKに住むEさん(32歳)のお部屋です。

 前回は「キッチン」のビフォーアフターを動画で紹介しました。今回から、「ベッドルーム」に入ります。

 ドアを開けて、部屋全体の乱れをチェックしてみましょう!


【Before】ドアに掛かる荷物が重たい……

 部屋全体が暗いのは、モノが多いためです。モノの影が重さを作り出します。ベッドルームは、レンタル家具店のコーディネーターがデザインしたそうです。部屋の中央に、セミダブルベッドが配置されています。アメリカンスタイルでかっこいいけれど、6畳ではちょっと窮屈そう……。実際、「狭くて、時々イライラしてしまいます」とEさん。

 

イライラの原因は「家具のレイアウト」?

 間取図で確認してみましょう。

【間取りBefore】何をするにも、狭苦しい動線です

 Eさんの行動をイメージして、赤い線で「動線」を引きました。

 朝の行動をイメージしてみましょう。(4)のクローゼットで着替えて、(3)のラックからストッキングを出します。(2)の化粧台へ移動してメイクをして、(3)で香水やアクセサリーをつけます。……行ったり来たりで、朝からイライラしそうですね。


 整理収納の目的は「生活を楽にすること」です。

 今回は、モノを減らしてから家具の配置を見直します!

人生を変える断捨離