サイゾーウーマンカルチャー社会オリエンタルランドの「4つの地雷」 カルチャー 緊急寄稿 ディズニーランド「パワハラ」「過重労働」裁判に見る、オリエンタルランドの「4つの地雷」 2018/11/15 12:00 社会 テーマパークは人気商売である 今回の訴訟で、パワハラ体質や弱い立場の非正規を使い捨てにする体質があることがバレたたオリエンタルランド。今後、同社に非正規で入社を希望する者、特に出演者のオーディションを受ける人は減るのかもしれないが、東京周辺でまとまった出演者の仕事がある同業社が増えない限り、やはりディズニーランドでと願う人は減らないか……とも考えられる。 最後にどうしても言いたいことがある。筆者は5歳の時、父に連れられて初めてディズニーランドを訪れたとき以来のディズニーファンである。04年、大学院生の修士論文のテーマに、ディズニーランドのキャストの人材育成とモティベーション向上策を選び、それから現在まで14年間、ディズニーについて調べ続けてきたのは、根底に「好き」という思いがあるからだ。 しかし、正直なところ、今回の訴訟によって、ディズニーを嫌いになりそうなのも事実。実際に、このままではディズニーはファンを失うだろう。テーマパークは人気商売である。大勢のファンを失わないためにも非正規雇用の処遇改善をしてほしい。いちファンとして、そう心から願っている。 前のページ1234 最終更新:2018/11/15 12:00 Amazon ディズニーの労働問題 「夢と魔法の王国」の光と影 この際、一気に膿を吐き出すべきじゃない? 関連記事 ディズニーランドで働く人の“ブラック”な実情――「パワハラ」「雇い止め」悪しき問題の数々ディズニーランドの凋落始まる? 入園料再値上げ説に「混雑緩和も望めない」と専門家語るレゴランド低迷が示す「ディズニーランドが強い理由」! 消えたテーマパークの失敗例ディズニー・ハロウィーンは“地獄のイベント”!? 元キャストが明かす“クソ客”の実態女たちが暴走すると男の存在は霞む……女の業に乗っ取られたディズニーランド 次の記事 農家のズボラメシ >