月刊『テラハ』レビュー

【テラスハウスレビュー】バツイチ子持ちのIT会社員・聡太、「自意識過剰な中学生感」が酸っぱい

2018/11/02 20:05
『テラスハウス』(Netflix)公式サイトより

 見ず知らずの男女6人が、シェアハウスで共同生活する様子を記録したリアリティ番組『テラスハウス』。現在、Netflixにて「長野・軽井沢編」が配信中で、ファンは個性豊かな面々の恋愛模様を、一喜一憂しながら、固唾を呑んで見守っている。そんな『テラハ』を愛する“テラハウォッチャー”が、10月の配信分から、グッときた“名(珍)シーン”をピックアップし、思いのままにレビューする。

寮長、テラハに縁もゆかりもない恋が成就(34話)

 軽井沢編スタート時から1年近く入居しているものの、特に盛り上がりに貢献してこなかった、プロスノーボーダーの“寮長”こと貴之。前回、「東京に気になる子がいる」と軽井沢編テラハメンバーではない女性に恋したことを報告していた。

 その相手を、東京タワーが見えるレストランに呼び出した寮長。ここまで映すということは、もしかして相手は視聴者も知っている人? 元テラハメンバー!? と少しだけわくわくしたものの、現れたのは「野澤麗花」なる人物。知らない。

 ノースリーブのロングワンピに薄手のカーディガンを肩掛けし、足元はスニーカーという“男性ウケは狙っていないけどカワイイ”を計算し尽した出で立ちの野澤麗花なる人物。料理が運ばれてくると、「贅沢しすぎじゃない? しばらく、もやし生活しよう」とお金のかからない女をアピールする野澤麗花なる人物……。

 寮長は食事の途中、この野澤麗花なる人物に告白しOKをもらった。知らない人への告白を見せられても、「へぇ~」以上の気持ちは、なかなかわかない。長々とテラハに居続けて撮れ高がこれとは、コスパ悪すぎでは。もやしのコスパを見習ってほしい。寮長、もやし生活しよう。


テラスハウス クロージング・ドア