アラフォー風俗嬢が呆然とした、「巨乳と結婚したい」アラフォーバツイチ男の一言

「価値観が合う女性なんて考えたこともなかった」

「男性は30代でも40代でもモテる人はモテるし、結婚も女性よりはハードルは低いと思う。でも、あなたは自分を棚に上げて理想が高すぎ。あなたはいい歳したおじさんで、バツイチ子持ちなんですよ。心はまだ少年でもいいけど、いい歳したおじさん。なので、あまり贅沢言える立場じゃないんですよ。美人がいいだの巨乳と結婚したいだの、あまりにも自分のことを棚に上げすぎですよ。自分の現状をもっと見つめて自覚しましょうね」

　ええい！　ここまで言ったついでだ！

「私はまだ結婚してないから偉そうなこといえないけど、みんな理想と現実は違くて妥協して結婚してるんです。おっぱいと結婚するんじゃなくて、ちゃんと中身の合う人、価値観が合うとか、性格が合うとかを見ましょうよ。

　私が勝手に思っていることだけれど、女は一に愛嬌、二に愛嬌、三四に容姿とスタイル、五に愛嬌だと思います。だから、顔がイマイチでも価値観があって愛嬌のある女性ならきっと楽しいと思います。おっぱいが巨乳じゃなくても。巨乳が理想でも貧乳と結婚している人の方が多いんじゃないですか。だから、風俗に来るんですよ。じじいになっても、たまにはハリのあるピチピチの若いおっぱいに触れたくなるから風俗に来て発散する。『うちの嫁は貧乳だから、たまには巨乳に触れたくて』って、遊びに来る人だってたくさんいるんですよ。

　だから、理想の外見なんて風俗で発散したらいいの。巨乳を求めて結婚したって、あなたも、もちろん奥さんも年老いて劣化するんですよ。巨乳は重力に逆らえないから、ばばぁになった時にカレーのナンみたいに長いおっぱいになるんですからね。自覚して、もっと考えた方がいいですよ。美人で巨乳で母性本能が強い人なんて、そんな簡単に見つかるわけじゃないですよ」

　あまりに腹が立ったので、偉そうに説教してしまった。そして、これを聞いたアラフォーにもなるおじさんは「価値観が合う人なんて考えたこともなかった」と。呆然として私は黙ってしまった。あまりにも現実が見えていないアラフォーおじさんの本心に。

＊曼荼羅＊（まんだら）
デリヘルで風俗デビューし、出稼ぎ＆吉原ソープを掛け持ちした後、現在は素人童貞などSEXに自信のない悩める男性のためにプライベートレッスンをしているアラフォー風俗嬢。子宮筋腫と腎臓の手術経験があり、現在は子宮頸がん中等度異形成持ち。売りはHカップのおっぱい。
ブログ「続・おちぶれ続けるアラフォーでぶ女の赤字返済計画」
悩める男性のためのSEXレッスン「プライベートレッスン」

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