サイゾーウーマンコラム知られざる女子刑務所ライフ元女囚が語るシャブをやめられない理由 コラム 知られざる女子刑務所ライフ50 ASKAさんの再起動を心から応援します! 元女囚が語る「シャブをやめられない理由」 2018/10/21 16:00 覚せい剤ASKA知られざる女子刑務所ライフ ASKAオフィシャルウェブサイトより 覚醒剤の使用や密売などで逮捕起訴され、通算12年を塀の中で過ごした後、その経験を基にさまざまな活動を続ける中野瑠美さんが、女子刑務所の実態を語る「知られざる女子刑務所ライフ」シリーズ。 ■本当にシャブをやめられた? ASKAさんが再起動されたことがニュースになっていましたね。とてもええことやと思います。報道によると、ASKAさんは2014年9月に覚せい剤取締法違反罪で4年の執行猶予付きの有罪判決を受けていて、9月27日で執行猶予の期間が明けたのだそうです。10月にはベストアルバムを発売されて、11月には全国ツアーも予定されているそうで、順調ですね。ちなみに執行猶予が明けても「前科」は「前科」です。念のため。 ASKAさんといえば、病院で靴下とクッキーを一緒に干していたという目撃情報があったり、謎の組織「ギフハブ」に盗撮されていると言ったり、執行猶予中に再逮捕(不起訴でしたが)された時に「尿検査でお茶を出した」とウタった(白状した)りと、正直「まだやってんのかいな」と思うようなことがいろいろと報道されていましたね。 まあ最初の逮捕で、シャブのほかに合成麻薬のMDMAをたくさん持っていたと報道されたので、「もう脳が壊れてるんちゃうか」ちゅう話は、不良や元不良の間では出ていました。シャブよりもMDMAのほうが、脳への影響は強いといわれていますからね。せやから「ギフハブ」発言なども、驚きよりは、「やっぱり……」ちゅう感じではありました。もちろん、シャブもあきまへんよ(笑)。ちなみにシャブもですが、特にMDMAは、エッチの時にいいからと使う人が多いです。 クスリをホンマにやめているかどうかは、本人にしかわかりませんが、再起動関連のインタビューでは、「ギフハブ」や「盗聴」などの発言は出てきていないようでした。 次のページ 「クスリをやる理由」がなくなれば 12次のページ Amazon 女子刑務所ライフ! 関連記事 吉澤ひとみは留置所で“すっぴん&ノーブラ”生活21日——元女囚が教える「獄中豆知識」清原和博さんを追い込まないで! 元女囚が語る、リハビリ中の元薬物中毒者への接し方吉澤ひとみさんはムショに入るなら独居房!? 元女囚が語る「芸能人」の収監とイジメムショでは強姦はバカにされる犯罪! 元女囚が語る、刑務所という「居場所」死ぬ時まで続くシャブとの闘い——元女囚が語る、清原和博がクスリにハマった理由