サイゾーウーマンコラム知られざる女子刑務所ライフ元女囚が語る「芸能人」の収監とイジメ コラム 知られざる女子刑務所ライフ47 吉澤ひとみさんはムショに入るなら独居房!? 元女囚が語る「芸能人」の収監とイジメ 2018/09/16 16:00 知られざる女子刑務所ライフ イジメ防止の「独居」で失語症に? もし吉澤さんがこういう目に遭ってしまったら、所長のクビに関わる問題ですよね。せやから、吉澤さんは、ずっと独居房に入れられて独りぼっち(独居拘禁)だと思います。刑務作業も独りで、洗濯ばさみを作ったりするんでしょうね。 せやけど……女子刑務所は定員オーバー気味なので、工場に出る可能性もなくはないです。あとは本人の希望があれば、とかね。ないかなあ。もしそうなったら同じムショの受刑者が、ちょっとうらやましいですね(笑)。私やったら連絡先聞いちゃうかもです。てか、もう私は刑務所には行きませんけど……。 独居拘禁なら、イジメもなく気楽といえば気楽やけど、ほとんど誰とも話さない日々が続くと、言葉を忘れてしまいます。狭い空間のストレスもあって、失語症になることも多いようです。出所してしばらくすれば元に戻りますが、時間がかかりますしね。長期刑を務めて、出所後にカウンセリングを受けたはる人もけっこういてるそうです。 いずれにしろ、ムショは何かにつけてしんどいです。ほんまに行くところやないですね。 中野瑠美(なかの・るみ) 1972年大阪・堺市生まれ。特技は料理。趣味はジェットスキーとゴルフ。『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)や『新・情報7daysニュースキャスター』(TBS系)などへの出演でも注目を集める。経営するラウンジ「祭(まつり)」 ※この連載が本になりました! 『女子刑務所ライフ!』(イースト・プレス)発売中です。 前のページ12 最終更新:2018/09/16 16:00 Amazon 女子刑務所ライフ! イジメもひとりぼっちも、どっちもつらい 関連記事 ムショでは強姦はバカにされる犯罪! 元女囚が語る、刑務所という「居場所」死ぬ時まで続くシャブとの闘い——元女囚が語る、清原和博がクスリにハマった理由お盆休みはクスリでキメたい人が続出? 元女囚が語る、覚醒剤をやめるために必要なモノ浅野忠信パパは実刑間違いナシ! 元女囚が明かす、覚醒剤の“本当の怖さ”元女囚が明かす“刑務所ダイエット”——便秘薬と睡眠導入剤を交換取り引き 次の記事 【漫画】アイドルが近すぎる! >