【ジャニーズJr.チャンネル便り】

HiHi・井上の舞台コスメが発覚、SixTONESはジャニー社長に絶対服従宣言【Jr.チャンネル週報】

2018/09/10 10:30

 ジャニーズ事務所が動画配信サイト・YouTubeに開設した「ジャニーズJr.チャンネル」。現在、Snow Man(水曜)Travis Japan(木曜)SixTONES(金曜)東京B少年(土曜)HiHi Jets(日曜)がオリジナル動画を投稿中だが、その出来ばえは実にさまざま。そこで、「しょせんジャニオタ向け」と切り捨てるにはもったいない動画と、「ジャニオタでもしんどい」動画をジャニーズウォッチャー・中村チズ子が解説&ツッコミ! 今回は、8月30日~9月5日公開の動画をチェックします!

 Travis Japan、中村の予期せぬ負傷で一大事

 30日の動画は「Travis Japan【Summer Paradise 2018】リハーサル大公開!!」(再生回数は9月7日までで11万台)。8月にTOKYO DOME CITY HALLで行われた『Summer Paradise 2018』の本番1週間前に行われたリハーサルの模様をまとめたもの。川島如恵留いわく、今回は「盛り上がるライブ」を目指したそうで、この日のリハーサルでは振り付けの確認や修正を繰り返していたとか。そんな中、中村海人のみが片足を引きずるように歩き(2分12秒頃~)、椅子に座って練習する場面も。カメラを向けられた中村は「いやぁ~ね、今回の公演、皆さん楽しみだと思うんですけど。……なんと中村、足の裏を切っちゃいました。ごめんなさい」と明かした通り、公演1週間前にもかかわらず左足のかかとを負傷してしまったという。

 そこで急きょ、メンバーは振りや立ち位置などの調整を余儀なくされたが、川島は「海人そこまでは行ける? じゃあ、この位置にしようか」と気遣いつつ、リードしていた。その川島は「海人自身も悪いと思ってるだろうから、本当にそれをみんなで取り返すというか。そういう部分がグループの良さだと思うんです。一人じゃできないことを補うのがグループなので。すっきりした状態で新しいものを作り直すっていう形でやってますね。本番を、頑張りたいと思います」と言い切る姿がやけに頼もしい。駆け出しの映画スタッフのような出で立ちの吉澤閑也は「俺たちダンスがアレで、武器としてやってるんで。怪我なんて、まぁ結構しょっちゅうあるから、海人のパワーの分まで俺たちが全部カッコよく。MCはおもしろく。見ていてください!」と中村を擁護し、クドい顔で宣言した。

 そして、中村は「メンバーに対しては本当にもうなんか、ありがたい気持ちしかないですからね。俺を責めないで、こうやって変更したことに対して感謝して、自分がしなきゃいけないことを考えたいなって思いました。絶対いつか返すので、そこは安心してください。この倍返します!」と、力強い眼差しで決意表明。コメント欄では「海人、怪我しているのにリハで頑張っている姿見たら泣けてくる……メンバーも海人のこと思って対応しているのがいい。裏側が見れてよかった」「如恵留くんのあの言い方だと、うみんちゅは本当に落ち込んでたんだろうな。閑也のコメントが優しい」と、グループの関係性を評価する声が相次いでいる。


 SixTONES「ジャニーさんが一番」と絶対服従宣言

 31日の動画は「SixTONES【グループ名変更?】ドッキリに予想外のリアクション!?」。田中樹の主導で「ちょっぴりマジメなSixTONESの一面」が見られるドッキリが企画され、ジェシーが仕掛け人に。「もしもグループ名が変更になったらどうするか」のリアクションを観察するとのこと。田中は「そのグループ名、ダサくいきたいですね。めちゃくちゃ。RAINBOWSとか」と、ジャニー喜多川社長なら有り得そうな微妙にダサい名前を提案した。ところが、ジェシーはドッキリの成功可否ではなく、「例えばこれを社長が見て『え、RAINBOWSいいじゃん』って、本気になったらどうする!?」と、“SixTONESあらためRAINBOWS”の実現を心配。

 作戦は「Youtubeの打ち合わせにメンバーが集合」「社長からジェシーに電話が!」「社長が『改名しろ』と言ってきたと報告する」といった流れ。高地優吾、京本大我、松村北斗、森本慎太郎が何も知らずに隠しカメラが設置された部屋に集まったタイミングで、ドッキリがスタートした。打ち合わせ中、かかってきた電話の主がジャニー社長だとアピールしたジェシーは、一旦離席。戻ってくると、「今日『サマパラ』行こうとしてた?」(高地)「何? デビュー?」(森本)と探るメンバーに、ジェシーは「デビューじゃない。名前変えて欲しいって」と伝えた。筆者としては森本が「社長からジェシーに電話=デビューのお知らせ」という考えに至るあたりが、妙にリアルだった。

 かたや、「名前変えて欲しい」の一言を聞いた途端、森本は目を見開き、京本は前のめりに、松村&高地も驚いてピクリ。改名の理由は「ストーンズ」が「シックストーンズ」に間違われるためだと説明し、ジェシーが「名前ヤバイよ、RAINBOWS」と、半笑いで発表した。「レインボー」は一般的に7色だけに、松村はすかさず「6人なのに!」とナイスツッコミ(その瞬発力がスゴい)。森本が曲中に「SixTONES」の歌詞が入った持ち歌の「Amazing!!!!!!」が歌えなくなると危惧する一方、京本は「俺、友だちに『RAINBOWS』って言いにくいんだけど」と、不満をポロリ。高地は占い師に「夏に大事な選択が一個あるから、そこで間違えるとあなたは消えます」と告げられたことを思い出し、「俺たぶん、1年半ガマンすれば慣れると思う」(松村)「俺は乗るかな」(京本)「乗るしかないよ」(森本)と、それぞれ覚悟を決め始めた様子。

 森本が呑気に「Uh! RAINBOWS!」と、若手芸人バリの明るさでシミュレーションすると、両手を挙げて白目で「俺達が~RAINBOWS!」と、おちゃらける松村。また、「何をもってそれ(RAINBOWS)にするの?」と疑問を口にする高地に、森本は「高地の『虹』がたぶんスゲー良かったんじゃない?」と言い出し、嵐のアルバム『Time』に収録されている二宮和也のソロ曲「虹」が原因ではないかと予想。「『虹』を高地が歌いすぎた」(京本)「あれをなんとかオリジナルにするために、まず名前を『RAINBOWS』にしようっていう……」(松村)と、勝手に高地に責任を押し付ける一幕も。


 メンバーのしゃべりが止まらないうち、京本は「ドッキリじゃないよね、これ? (RAINBOWSという)名前になったらどういう反応するか」と疑った際には、田中が「俺も今、思って周り見てたんだけど、カメラっぽい物は一個もなかった」と、臨機応変に対応(さすが!)。なおもメンバーの会話は続き、「デビューするから名前変わるとかならまだわかるけどさ」(高地)との言葉を受けて、森本が先輩グループのKis-My-Ft.がKis-My-Ft2に、A.B.C.がA.B.C-Zに変わった経緯を思い返した流れで、カタカナの「レインボ~ズ」、もしくは「レインボ~Z」になる可能性や、「『BOWS』を漢字にしてみんな坊主になるとか」(森本)と、「RAIN坊主」案まで浮上。「てるてる坊主みたいなことでしょ」(松村)「吊るされて登場するとか」(京本)と、RAINBOWSをアッサリ受け入れ、なんだかんだで楽しんでいた。

 ここで、そっと立ち上がった田中が一度部屋を出た後、カメラを持って「お前ら! SixTONESを捨てようとしたな! ただいまのはドッキリです!」とネタバレすると、「え~、よかった~俺! SixTONESでよかった!」(松村)などと一気に安堵の表情を見せ、「だって、(RAINBOWSは)ダセーよ! 誰考えたの!?」(松村)と、ついに本音をこぼした。グループ名への思いが伝わるような企画趣旨だと打ち明けるも、「申し訳ないけど、秒で捨てたよ」(高地)「それはね、ジャニーさんが一番だもんね。ジャニーさんが言うんだったら、それは乗るしかないよ」(京本)と、社長に絶対服従を誓う2人。それでも、発案者の田中は「その上でやっぱ6人でやっていこうっていう意思が見えたのは、結構ちょっと……たまにグッと来た感はある」と、満足げ。

 さらに、森本はジェシーの行動について「しかもさ、打ち合わせ中に出てったじゃん。こいつ、打ち合わせ中にさ、電話しに行くなんて最低だなって。仕事ナメてると思って。でも、社長からの電話だからしょうがないのかなと思いながら、いたけど」と後々になって吐露。かねてよりお調子者キャラだと思っていたが、意外にマトモなんだな~と、筆者は感心してしまった。以降は「あぁ~、RAINBOWSなんねーかな」(高地)「逆にみんな、RAINBOWS恋しくなってない?」(田中)「むしろなんか、RAINBOWSの方がしっくり来てる」(京本)「もういいよ、改名しようよ。RAINBOWSに」(高地)「もういいよな、一回腹くくったから、俺らRAINBOWSにするよ」(松村)と、もはやヤケクソになり、最後はメインのカメラに向かって「RAINBOWSでした~」と、期間限定のRAINBOWSとしてコメント。ドッキリ系はウケがいいのか、再生回数は9月7日時点で24万台にまで伸びている。

 東京B少年・金指、ロックな舌出しカットが貴重

 9月1日は「東京B少年【夏祭り!裸の少年】リハーサル公開!」で、7月~8月開催の『夏祭り!裸の少年 SUMMER STATION』単独公演の練習風景をお届け。BGMに彼らの新曲「僕らはMysterious」が流れる中、浮所飛貴は「通しリハです、今日。新しいことにも今回ちょっと挑戦してるんで。楽器をB少年全員でやろうかなと思っていて」とコメント。浮所、那須雄登、佐藤龍我はバイオリンとビオラ、岩崎大昇がドラム、藤井直樹はキーボード、金指一世がエレキギターを担当するといい、そこが「注目ポイント」と明かした。そんな浮所、意外にしっかりとした背中が男らしいなぁ(26秒頃~)と惚れ惚れしていると、舌を出していつになくはっちゃける金指の姿は笑わずにはいられない(35秒頃~)。

 このほか、“うきなす”の絡みやメンバーの那須イジり、おにぎりを食べてゴキゲンなモグモグ佐藤(1分40秒頃~)や、6人のわちゃわちゃシーンが盛りだくさんだった。再生回数は公開から6日で18万台、4日配信の「東京B少年『僕らはMysterious』(「夏祭り!裸の少年」 in EX THEATER ROPPONGI)」は19万台。

 HiHi Jets、リアルな食生活&愛用の化粧品が明らかに

 東京B少年に続いて、2日公開のHiHi Jetsの動画も『夏祭り!裸の少年 SUMMER STATION』の単独公演に密着した1本(再生回数は7日時点で14万台)。高橋優斗がカメラマンを務め、本番開始2時間前の舞台裏を紹介するとのこと。まずはカメラに向かって挨拶していると、後ろにいた橋本涼が「俺、かわいくね? 見て、俺のこと」と近づき、子犬のように髪の毛をワシャワシャと振って高橋に攻撃。優しい高橋は怒るでもなく「イテー」とかわし、「メンバーの普段見せないところ、ちょっと俺が撮れたらなぁみたいな感じでやってますんで。行ってきますね」と、別場所へ。

 音響の最終チェックを済ませた後は、昼食タイム。高橋はレトルトご飯&ボンカレーを食べたが、なんとこれを「毎日食ってる」という。『夏祭り!裸の少年』への出演は全38公演、次が33公演目と話しており、本当にこんな日々が続いていたのかと思うと、ついつい同情してしまう。隣でボーダーの服を着る猪狩蒼弥らしき人物はカップヌードルを選んだようで、まだ未成年、しかも猪狩に至っては今年16歳の育ち盛りだけに、HiHi Jetsメンバーの食生活が心配になってしまった。夕食は自宅で栄養満点な母親の手料理でも食べていてほしいものだ。

 今度は楽屋を覗くと、井上瑞稀がソファに寝そべって仮眠をとっていた。やや胸元が開いている寝起きを見た高橋は「おぉ~、なんかエロいね」とつぶやき、雑誌に登場するようなポーズを決める井上のサービスカットも。本番1時間前、洗面台に立つ作間龍斗は「今日は歌舞伎役者の気分です」「顔は歌舞伎役者の気分です」と、謎発言。確かに、涼し気な目元、化粧映えしそうな顔立ちは歌舞伎役者っぽいが……。それよりもおかずの写真がプリントされた独特なTシャツが気になってしまう。

 さらに、橋本&猪狩のヘアセットの模様もキャッチ。どことなくホスト臭が漂い、チャラさ全開の橋本とは対照的に、「ボリューム感を大事に」する猪狩は前髪を中央に集めておふざけ。そして、猪狩の隣に座る井上は、なんとアイシャドウを使用して入念にメイク中。「俺もやる、チーク」(猪狩)「チークじゃないよ。あれなんだっけ、アイシャドウ。やる?」(井上)「赤いやつ?」(高橋)といったぎこちない男子の会話は、母性本能をくすぐるシーンだ。ちなみにアイシャドウパレットは「エンジェル ハート 10カラーアイシャドウ」で、奥に映り込むコスメ(2分39秒頃)についても、ネット上のファンの間で「24h cosme 24hスティックカバーファンデーション」「KATE CCリップクリーム」と特定されている。

 本番30分前、“歌舞伎役者ふう”にしゃべるのがマイブームの作間は「意気込みですね、今日もあの、怪我のないようにですね、今日という日を終われればいいと思います」と、もったりとした口調で述べた。筆者はこの意味不明なノリ、嫌いではない。舞台袖から客席を見る井上は「意外と顔すぐ覚えられる人なんで、『あ、この人また来てくれてる』みたいな。意外と全部見えてます」と自慢げに宣言(アップになるとアイメイクの濃さが目立つ)。また、「いつも通りちゃんと頑張ります」と意気込む猪狩、ボリューム感を重要視しているだけあって、目が完全に前髪で隠れてしまっている。本番のステージも少し公開され、高橋と猪狩の首元には井上のアイシャドウで描いたハートマークが。今回の「Jr.チャンネル」によって全貌がわかり、ファンにとってはうれしい動画だったことだろう。

 Snow Man、おバカ回答連発

 5日配信分は「Snow Man【阿部ちゃん先生】上智大学院卒が勉強方法教えます!珍回答迷回答続出です」(再生回数は公開から2日で9万台)。ライブでも行われている人気コーナーのYouTubeバージョンで、ジャニーズ初・上智大学理工学部大学院を卒業した阿部亮平が先生、残る5人が生徒役となり、問題を出題&解答する。5月9日アップの動画に次ぐ第2弾だ。今回は、授業の前に阿部の勉強方法を紹介。ジャニーズ活動の合間を縫って勉強していた阿部が「大事なのはスキマ時間」とアドバイスしたところ、黒板に書かれた「スキマ」の文字を見た宮舘涼太が「それさ、『マ』読まなかったら『スキ』だよね」と、ニヤつきながら口出し。出鼻をくじかれ、「ちょっと黙ってて」と苦笑いで注意する阿部だった。

 気を取り直して自前の暗記ノートを持ちつつ、「暗記ノートは教科ごとに分けないことが大事」「答えが穴あきの問題文を作る」などと、阿部流のテクニックを伝授。続いて、1時間目の理科の授業に入り、「この微生物の名前は?」と、画像を見せてメンバーに出題した。答えはゾウリムシだったのだが、佐久間大介は「バクテリア」、宮舘涼太が「ミジンコ」、岩本照、深澤辰哉、渡辺翔太は「ミトコンドリア」と記入したため、全員が不正解に。

 2問目は、ガリレオ・ガリレイが残したとされる名言「それでも『???』は『???』」の空欄を埋めるもの。「空は青かった」(深澤)「地球は青かった」(岩本)までは、筆者としても想定内の間違いだと思えたが、なんと渡辺は「それでも僕はやってない」と、解答。この時点で「映画じゃないんだから!」と吹き出して笑ってしまったものの、佐久間&宮舘が揃って「あ!」と反応し、まさかの同じニュアンスの解答を書いていた。その後、正しい答えが「それでも地球は回っている」と発表された途端、渡辺は「『Sexy Zone』のサビか!」と、ツッコミ。同曲を口ずさむ呑気な5人に、阿部は「いや、まぁそうだけど……」と呆れるばかり。

 2時間目の「英語」でも、「朝食を英語で書きなさい」のお題に苦戦する5人。佐久間に至っては「英語で書くの? カタカナじゃなくて?」と聞き、「ハァ? お前、英語の授業やぞ」(阿部)と怒られる場面も。岩本と渡辺が「Breakfast」を「Breakfirst」と間違え、ほかの3人も「monning」(宮舘)「monnring」(深澤)「moning Blet」(佐久間)と、いずれも正解ならず。3時間目は「なぞなぞ」で、もはや頭の良さよりもひらめき力が重要な問題だが、それぞれヒントを得てようやく当たったレベル(簡単なクイズなのに……)。こうして阿部以外は第2弾も相変わらずのポンコツぶりを発揮したのだった。

 阿部ちゃん先生はSnow Manの個性が際立つため、第2弾を迎えたのも納得だが、宮舘の料理企画「今夜のオカズ宮舘を添えて」の第2弾も恋しいのは、筆者だけだろうか。前回は4月18日公開のため、もう5ヵ月近くも放置されている。まさか、5月アップの阿部ちゃん先生が先に第2弾を収録するとは……。近々、またキッチンでの「PARTY TIME」が聞ける日を楽しみに待ちたい。
(中村チズ子)

最終更新:2022/07/27 17:22
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ちゃんと滝様がCMしたのを使ってるわね