テイラー最愛のドラマ!

他局ドラマにまで出演する名物刑事、ゲストは大物スターばかり……『LAW & ORDER:性犯罪特捜班』のトリビア

2018/09/17 18:00

6)テイラー・スィフトの愛猫の名前はオリビア・ベンソン

 世界的歌手のテイラー・スウィフトは『LAW & ORDER:SVU』の大ファン。2011年に米誌「ティーン・ヴォーグ」で「家に引きこもって延々とこのドラマを見ることができる」ほどの熱狂的なファンだと公言しており、出席したイベントで主演のマリシュカを見かけるたびに、駆け寄って「大ファンです!」と積極的に話しかけるほど、彼女が演じるオリビア・ベンソンが大好きだと明かしている。

 そんなテイラーは、オリビアというキャラクターが好きすぎて、14年6月に飼い始めた猫を「オリビア・ベンソン」と命名。インスタグラムでお披露目し、話題を集めた。

 「演じる役の名前を猫につけられるなんて、マリシュカはいい気がしないのでは?」と“余計な心配”をするアンチもいたが、マリシュカとテイラーは親交を深め、テイラーのミュージックビデオにマリシュカが出演するまでになっている。

7)エピソードタイトルにはパターンがあった

 『LAW & ORDER:SVU』のエピソードのタイトルには、パターンがある。シーズン1から12までは、いくつか例外はあるものの、ほぼすべてが1単語なのだ。

 シーズン12の終わりに、オリビア・ベンソンのパートナーとして番組を盛り上げてきたエリオット・ステイブラー役のクリストファー・メローニ、準レギュラー出演していたB・D・ウォン(精神科医ジョージ・ホアン役)、タマラ・タニー(検視官のメリンダ・ワーナー博士役)の3人が番組を離れたのをきっかけに、エピソードタイトルは2単語に変化した(いくつか例外あり)。


 しかも、シーズン13第1話は「Scorched Earth」で13文字、シーズン14第1話は「Lost Reputation」で14文字、シーズン15第1話は「Surrender Benson」で15文字、シーズン16第1話は「Girls Disappeared」で16文字、シーズン17第1話は「Devil’s Dissection」で17文字と、シーズンの数とエピソードタイトルのアルファベット数を一致させる粋な計らいをするように。しかし、これにはかなり苦労していたようで、シーズン18に入るとこのパターンは崩壊。以来、エピソードタイトルにパターンはなくなってしまった。

8)多くのシーンはニュージャージー州で撮影されていた

 ニューヨークが舞台となっている『LAW & ORDER:SVU』には、元ニューヨーク市長のルドルフ・ジュリアーニやマイケル・ブルームバーグがカメオ出演したことがある。しかし、シーズン12までほとんどのシーンは、ニューヨークではなく、隣のニュージャージー州ノース・バーゲン郡で撮影されていた。裁判所のシーンだけでなく、「エリオット刑事のニューヨーク州クイーンズにある自宅」も、ニューヨークのマンハッタンからハドソン川を挟んだ対岸に広がる、ニュージャージー州フォートリーという街で撮影されていたのだ。

 なお、シーズン13からは『LAW & ORDER』が撮影に使用していたニューヨーク州のチェルシー・ピアーズの撮影所を使うように。現在はほとんどのシーンが、ニューヨークで撮影されている。

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