[連載]30代女子の「煩悩部屋」ビフォーアフター【煩悩002-4】

汚部屋30女の「収納がない」を解決! 1DKの「汚クローゼット」を458円リフォーム

2018/07/09 18:30

 20代の捨てられない思い出、過去の恋愛、三日坊主のアイテム、蓄積された趣味のコレクション、不安の数だけ溜まるストック商品……。収納ライター・ito makiが、30代・女性のひとり暮らしにありがちな、モノと煩悩に支配された“汚部屋”を一掃。ゴミという名の過去を捨て、心ごと汚れを洗い流し、願いが叶う“悟り部屋”に変えていきます!

【煩悩002-4】洗った端からニオイが染み付く”汚クローゼット”をなんとかしたい!(Cさん・34歳)

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 前回に引き続き、第2回目のクライアント・東京の新宿区に住むCさん(34歳)のお部屋を片付けていきます。

 Cさん宅の間取りは、約5畳のキッチンと約6畳のベッドルームで構成された1DK。「服を置く場所が、キッチンしかないんです」というCさんですが、写真左には小さな押入れが見えるような……? 


 押入れを開けてみると、じっとりとした湿気と、湿気からくるニオイが充満していました。どんなに脱臭剤や消臭剤を置いても、内側の木材にニオイが染み付いているため、とても衣類を収納できません。

 写真中央のクローゼットハンガーと、写真左のプラスチックチェストが、バラバラに置かれているのはそのためでした。

NYとワシントンのアメリカ人がクスリと笑う日本人の洋服と仕草 (講談社+α新書)