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7月期ドラマ、ワースト候補は『グッド・ドクター』『ゼロ』!? 業界関係者の下馬評を大公開

2018/07/05 19:45
gooddocter
『グッド・ドクター』(フジテレビ系)式サイトより

 4月クールの連続ドラマが終了し、全話平均14.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録した嵐・二宮和也主演の『ブラックペアン』(TBS系)が視聴率トップに輝いた。また、深夜枠ながら最終回で5.7%を獲得した『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)が、ネット上で大評判を呼んだことも記憶に新しい。そして間もなく、7月クールの連ドラがスタートするが、業界内ではどの作品が注目を集めているのだろうか。

「7月期ドラマでトップ候補と言われているのが、綾瀬はるか主演『義母と娘のブルース』(TBS系、火曜10時)。漫画家・桜沢鈴氏による同題作品が原作で、主人公・岩木亜希子(綾瀬)が宮本良一(竹野内豊)と結婚し、良一の連れ子・みゆき(上白石萌歌)の義母になるというストーリーです。実力派かつ話題性のあるキャストが揃っているだけでなく、明るく親しみやすい雰囲気&集中せずにダラダラ見ていてもストーリーが頭に入ってくる内容というのが特徴。今の時代における“ヒットしやすいドラマのポイント”をしっかり押さえていると言えるでしょう」(テレビ局関係者)

 次いで期待が寄せられているのは、石原さとみ主演『高嶺の花』(日本テレビ系、木曜午後10時)だという。

「石原は今年1月に主演した『アンナチュラル』(TBS系)の評判が良かっただけに、『高嶺の花』も期待大。華道の名門『月島流』本家に生まれた令嬢・月島もも(石原)と、商店街の自転車店店主・風間直人(峯田和伸)の“超・格差ラブストーリー”というのも、ありがちな内容ではありますが、視聴者は身構えることなく視聴できるのでは。しかし気になるのは、脚本が野島伸司氏であることです」(制作会社スタッフ)

 野島氏はかつて『101回目のプロポーズ』(フジテレビ系)や『ひとつ屋根の下』(同)といった数々のヒットを生み出してきたが、16年に脚本を手がけた『OUR HOUSE』(同)は全話平均4.5%と大爆死した。


「今の若い世代に野島作品は響かないのでは……という懸念があります。設定は面白そうではあるものの、中身はヘビーなドロドロ系のようで、となると、1話でも見逃すとついていけなくなりそうなところも難点です。綾瀬と同じホリプロ所属の石原ですが、ホリプロ女優対決は、綾瀬に軍配が上がるのではないかとウワサされています」(同)

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