サイゾーウーマンカルチャーインタビュー美容師語る「お客様に渡す雑誌」の基準 カルチャー オンナのちょっと気になる部分 「週刊誌=おばさん認定」は本当か? 現役美容師が「お客様に渡す雑誌」の裏側を暴露 2018/07/05 19:53 インタビュー 「先日から通ってる美容院が雑誌廃止してiPad Proでdマガジンを読ませてくれるようになったんだけど、美容師さん側も気遣わなくてよくなったし、お客さんも200誌以上の中から好きなものを読めるって喜んでるからdマガジンにしてよかった…って美容師さん言ってた」 先日Twitter上で、“美容院で渡される雑誌”に関するツイートが話題を集めた。ほとんどの美容院では、お客さんが施術中に暇をしないようにという配慮からか、ファッション誌やグルメ誌、週刊誌といった雑誌が渡される。自分とは趣味趣向の合わない雑誌、読者層が違う雑誌を渡されると、モヤッとしてしまうことも少なくないが、このツイート主によると、通っている美容院が雑誌を廃止して、200誌以上の最新号が読み放題のサービス「dマガジン」を導入、お客さん側が自分の好きな雑誌を選べるようになったという。事実、数年前から、「dマガジン」に移行しているサロンも少なくないだろう。 このツイートが話題になった背景には、多くの人が「美容院で渡された雑誌」に関して、腑に落ちない思いをした経験があるからなのではないだろうか。地方のサロンで美容師をしているAさんは「カウンセリングの際に、『普段読んでいる雑誌は何ですか?』と質問している美容院も多いですが、そうでなければ、お客様の服装や雰囲気、メイクから判断して、その系統のファッション雑誌を、美容師が選んで渡しています」とのこと。つまり、見た目によって「この人はこういう雑誌を読みそう」とジャッジされているというわけだ。 ネット上には「自分より上の世代向けのファッション誌を渡されてショック」「席に、ファッション誌ではなく週刊誌が置いてあったのを見たときは、『あぁ私もババアになったんだ』と痛感した」「独身なのに主婦向け雑誌を持ってこられてムカッとした」などのエピソードも散見されるが、今回、現役の美容師たちに、お客さんに対する雑誌選びの基準や工夫、そして普段は言えない“本音”を明かしてもらった。 次のページ 40~50代の女性に、赤文字系を渡そうとするミスも 123次のページ 週刊女性 2018年 7/17 号 [雑誌] 関連記事 「クーポン」覆面調査員が出動! 美容院クーポンの罠を見抜け!「毎日シャンプー」でも9割の人に毛穴汚れ!? 現代人は「髪洗いすぎ」「潔癖」の真偽をプロに聞く!塩シャンプーは「洗浄力ナシ」!! ナチュラル素材の洗髪法に「塩=アルカリ性」の大誤解女のシャンプーとは……残り香を嗅がせたい欲望が消えて思うことノンシリコン、スカルプ、オーガニック……自分に合ったシャンプー選びのコツは?