いま振り返るジャニーズの“少年愛”報道【第3回】

「ユーも仲間にならないかい」――13歳を誘い犯した、ジャニー喜多川のパワハラと“行為”

2018/07/04 21:00

「ジャニーさんが僕の物を口に含んで……」

 小谷氏は、後楽園ゆうえんちで行われていたフォーリーブスのショーを見に行ったときに、ジャニー氏にスカウトされたのが、ジャニーズ入りのきっかけ。施設内でたくさんの乗り物に乗せてもらい、いきなりフォーリーブスを楽屋で紹介され、「ユーも仲間にならないかい」と言われ舞い上がってしまったという。

 そして、フォーリーブスやバックバンドと一緒に、ジャニー氏運転のマイクロバスに乗り、合宿所についていってしまう。家族には、「友達の家に泊まるよ」と嘘をつき、合宿所に泊まることになったというが、なんとその日から、ジャニー氏は連日のように小谷氏の肉体を弄ぶようになったという。

 初日こそ未遂に終わったというが、翌日も泊まることになると、

〈すると、その夜にもやはり、あの行為があったわけだ。ジャニーさんが僕の物を口に含んでいるのがわかったわけ〉

 当時、13〜14歳、〈なぜこの人はこんな事をしているのか。それさえもわからない純粋な少年だったんだ〉という小谷少年は、あまりの驚きに恥ずかしさよりも疑問で頭がいっぱいになったという。


 だが、それがさすがに普通ではないことくらいはわかってきた小谷少年は、ジャニー氏を避けるようになると、

「もうグループサウンズも終わりだよ。そろそろフォーリーブスも解散するから、その時はユーもグループに入れてジュークボックスとして売り出す企画をしているんだ。バンドとして力を入れてあげるから、一緒にやって行こうね。すぐに大スターになれるんだよ」

 そんな甘いささやきに、ジャニー氏の悪魔の行為を拒否する力を奪われてしまったという。

 エスカレートするジャニー氏は、小谷少年のお尻にも執拗に迫ったというが、その最後の一線だけは拒否し続けたという。

 やなせ氏の証言も、実に衝撃的だ。


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