カルチャー
現役&元・吉原ソープ嬢対談【前編】
吉原ソープ嬢の恋愛・セックス・男性観――2万人とヤッた女がたどり着いた答え
2018/07/15 21:00
――最後に風俗嬢のセカンドキャリアのお話を伺いたいのですが、ゆかさんの風俗を上がってからのお仕事は?
ゆか 初めてカタギの仕事、お弁当屋さんで流れ作業をやったんですけど、そこでいじめに近いような仕打ちをうけて、2カ月で辞めました。そこからは7年間、ずっとひきこもりですね。
曼 やはり風俗を30~40代で上がってしまった人は、定年の60歳まで体は動くけれども働き場所がないのかも。大変でしょうね。
ゆか 同僚だった女の子で、スナックとかお店をやった子もたくさんいるけど、この景気の悪さに、みんな潰してる。
曼 スナックや小料理屋をやっても、潰れる確率が高い時代だから、個人で働く人が増えているのかも。いま、風俗もフリーランスでやっている人が増えているのかなって。
ゆか そうなんですね。
曼 マッサージをやってる人とか、ノンアダルトのエステティシャンを個人でやってる人とか増えていますよね。吉原にいた時に、ソープランドに籍だけおいて、顧客を自分で持ってビジネスホテルでマッサージする。もちろんヌキとかじゃなくて普通のマッサージです。あと、最近お会いした高級ソープ出身の女の子はマッサージの資格を取って、風俗を上がって、レンタルサロンで個人経営しています。「大金を稼ぐのは大変だけど、1人で食べていくくらいの金額なら、みんなできるようになっている時代だな」ってすごく感じました。
ゆか 私もセカンドキャリア、もうちょっとやりたいことちゃんと探してみようかな?
最終更新:2018/07/15 21:00