サイゾーウーマンカルチャーインタビュー吉原ソープ嬢の恋愛・セックス・男性観 カルチャー 現役&元・吉原ソープ嬢対談【前編】 吉原ソープ嬢の恋愛・セックス・男性観――2万人とヤッた女がたどり着いた答え 2018/07/15 21:00 インタビューおちぶれ続けるアラフォー風俗嬢と男たち 「愛のあるセックスって何?」イクときはイク ――風俗を経験する前と後では、男性に対する価値観や見方って変わりましたか? 曼 ますます嫌いになりました。 ゆか 嫌いになる。 曼 口から言ってることが全て信じられない。「俺だけは、ほかの奴と違うから」みたいに言ってくる人も結局一緒なんですよ。 ゆか あ、わかる。同じ。お客さんで「また来るよ」っていう人に限ってこない。「俺は女大事にするよ」そういう奴に限って、大事にしないから(笑)。 曼 挨拶と同じレベルの発言でしょうね。誰にでも言ってる。 ――セックスについては、変わりましたか? 曼 あまりにもヘタな人が多すぎて、びっくりしますね。今まで、風俗に入る前に出会っていた男性は、みんなリードしてくださる人ばかりだったんですよ。風俗にくる人は、8割9割、いやもっとかな。大半はヘタ。1,000人に1人くらいの感じですよね、上手な人。 ゆか でもそれは、私たちが育てちゃったかも。そういうふうに。ヘタなのに、「すごい!」って言ったり、演技で「テクニック上手ね」って言うと、「俺すごいんだ!」って。それで上達しなくなっちゃうとかね。 曼 それは言えますね。マットがあるので、受け身の男性が多くなって攻め方がわからなくなっちゃう。もうマグロみたいになっちゃうので。 ゆか 小汚いおじさんが、すごいうまかったりね。嫌われないように技を磨いているのね。 ――よく、「セックスには愛が必要」とか言われていますが、お仕事のセックスに愛はあるんですか? 曼 ない(笑)。愛のあるセックスって何? っていう。 ゆか でも愛はないけど、イクときはイクんだよね。愛もなくて、初めて会ったのにさ、なんでイクんだろう。「イッたあとは、死にかけのセミみたいになりなさい」ってよく教えられたんだけど、フリじゃなくて本当に死にかけのセミ。 曼 ぴったりフィットする人、たまにいますよね。 ゆか 顔は全然タイプじゃないのに、体が異常に合うの。自分の好きなおちんちんの形とか、入れてる挿入時間とか、動かし方とか、全てが合う。そういう人っているんだね。何万人に1人とか。2万人に数人だよね。 曼 心と体は全然違いますよね。 ゆか 違う。 次のページ 風俗を上がってからの仕事事情 前のページ12345次のページ Amazon 大好きな人と下手なセックスをしない方法 関連記事 由緒正しい家柄から風俗嬢へ 高校時代に8,000人と経験した女性がヤリマンになった理由「いい汗かいたぜ!」と労い合う、最高のセックスに必要な「貴様と俺」の男女関係「男ならトイレットペーパーを黙って食え」女のもろだしセックス&チ●ポトークヤリチン&ヤリマンが語る、「お手合わせ」までのさりげない気遣いと努力アラフォー風俗嬢が振り返る、今年ソープランドで出会った「ヘンなSEXのお客さん」