吉原ソープ嬢の恋愛・セックス・男性観――2万人とヤッた女がたどり着いた答え
曼 運が良かったんですね。私、淋病とクラミジアを2回ずつもらったことあります。同時もらいしたこともあるし。カンジタもあります。
ゆか 昔は「けじらみ」が多かった。当時は、店に検査表を出さないと出勤停止だった。仕事をつけてもらえなかったの。今は自己責任で、「検査に行きたければ、やんなさい」って。ヘタしたら1~2年しない子は、いっぱいいる。「私、ゴム着だから」って。
曼 ゴムなんて関係ない時代なんですけど! 前にお会いした吉原で働いているAV女優さんは、ずっとゴム着で働いていたんですけど、年齢が上がってきてから生のお店に移って。ゴム着の時は、しょっちゅう性病をもらってたけど、生になってから一度ももらってないって言ってたから。ゴム着だろうが生だろうが、もらう時はもらう。定期検査はしないと。
――誰から性病をもらったのか、わかるんですか?
曼 症状が出ている病気によってはわかります。カンジダって、チンコがめちゃめちゃ真っ白けになるんですよ。
ゆか あー、わかる。粉吹いたり。糖尿病の人もそうなるわよね。白っぽく、おしっこの穴から糖が吹いちゃうから。
曼 あとむくと、カリの下のところにカスがたまっていたりして、臭いがすごくて洗ってもとれないからローションで覆っちゃって。
ゆか ははは(笑)。覆うんだ!
曼 一応、Agプラスの消臭ローションとかあったので、臭いが消えたらいいなと思って(笑)。あと、ボディソープの中にイソジンを大量に入れたりとか。もういろんな試行錯誤をしましたね。
――性病のお客さんのほかに、衝撃的だったお客さんはいますか?
曼 変なお客さんばかりで、ちょっとやそっとじゃ驚かなくなってますけど、今まで来た人で衝撃的だったのは両腕がない方でしたね。予約の時に伝えといてくれればいいのに、何も言わないので、お店で対面した時に「え?」って動揺しましたね。でも、プレイでは足でバランスを取るんですよね。正常位ができて。
ゆか 私はドジョウを10匹持ってきたお客さんがいました。「ドジョウって、豆腐に頭突っ込むでしょ? だからお姉さんの股の中に突っ込むか、やってみていい?」って。お風呂の中にドジョウを入れて、私も顔では笑ってるけど「全部入っちゃったらどうしよう?」と思いながら、アソコを締めたりして(笑)。もちろん入らなくて、排水溝に全部流しちゃった(笑)。