インタビュー

井上公造氏に聞く「自由に恋愛したいなら、芸能人辞めるべき」という“名言”に込めた思い

2018/06/30 17:00

inouekouzousan

 「自由に恋愛したいのなら、芸能人を辞めるべきです」――ジャニーズやAKB48など、アイドルの熱愛スキャンダルが巻き起こるたびに、ファンの間で“拡散”される言葉をご存じだろうか。2015年、芸能リポーター・井上公造氏が、トークアプリ「755」で、一般ユーザーからの「芸能人も1人の人なんだから恋愛してもいいと思うんですけどね」というコメントに返信した言葉で、以下がその全文である。

「それは違います。自由に恋愛したいのなら、芸能人を辞めるべきです。彼ら、彼女らは、自分自身が商品です。恋愛しても構わないタイミング、年齢、キャリア、様々な条件があります。その分、一般人より高い収入を得ているのです。それでも、人を好きになるのが人間です。だったら、バレないように努力しないと!ファンによって支えられている以上、企業努力は必要不可欠です」

 応援しているアイドルの熱愛が発覚したファンたちは、井上氏の言葉をTwitterなどに投稿・拡散することで、自分の気持ちを代弁してもらっているのかもしれない。

 ここ最近も、アイドルたちの熱愛スキャンダルは後を絶たないが、今回、井上氏本人に、あらためてこの“名言”についてインタビューを行った。自身の発言がアイドルファンの間で長く支持されていることは「まったく知りませんでした」と驚く井上氏に、この言葉に込められた思いや意図、また芸能スキャンダルに対する考えを語ってもらった。


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