サイゾーウーマンカルチャーインタビューNEWS・小山なぜパリピ卒業できない? カルチャー インタビュー NEWS・小山慶一郎は、なぜパリピを卒業できない? 臨床心理士が“未成熟さ”を分析 2018/06/07 21:55 ジャニーズNEWS小山慶一郎インタビュー パリピは心理学的に「退行している」状態 まず杉山氏は、「現在、『パリピ』は、“騒いでハメを外している人”という意味合いになっていると思うのですが……」という前提の上で、「人間はみんなパリピなんですよね」と語る。 「心理学的には、パリピのような状態を『退行している』といいます。皆さん、赤ちゃんの頃は、“自分のやりたいように騒いでいた”と思うんですが、そのマインドって、実は大人になっても心のどこかにずっと残り続けているんですよね。ただ、『退行しやすい人』『退行しにくい人』がいるのは確かです」 退行しやすい人は、一言で言うと“未成熟な人”だという。 「この未成熟な人というのは、3つのベクトルに分かれます。1つ目が、『自覚のない人』で、自分のアイデンティティがしっかりしていない、例えば『自分はアイドルなんだから、そのように振る舞わなければいけない』という自覚が弱い人です。2つ目が、『協調性のない人』で、ここで言う協調性とは “仲間と仲良くする”ではなく、“人や社会に協力する”という意味合い。騒いだら社会の迷惑なのにハメを外してしまうわけですが、それを社会的協調性がないと言います。3つ目が、『大きなロマンがない人』。大きな夢や目標を持ち、それが達成されることで『世界は良くなる』と思う……そういった心理を“自己超越性”と言うのですが、大きな夢や目標がなく、自己超越性のない人は、目先の快楽に流されやすい特徴があるんです。この3つのベクトルが全て欠けていると、退行しやすくなります」 こういった退行しやすい人は、「小山さんには当てはまらないと思いますが……プライベートだけでなく仕事の場においても、場当たり的で、自分さえよければいい、目の前のモノ的欲求に惑わされる、機嫌が悪いという特徴があるんです。いつもそんな感じなので、あまり人から信頼されず、仕事ができないケースが多い」という。 次のページ 悲劇のグループのリーダーという役割に疲れ果てた? 前のページ123次のページ Amazon 【早期購入特典あり】BLUE(通常盤)(ニッポン応援ステッカーB付) 関連記事 “関ジャニ∞・渋谷すばる退所”に絶望するエイターへ――臨床心理士が「心の回復法」を助言嵐・櫻井翔を「ブス」「ダサい」!! “貶し愛”をするファンの特徴を、臨床心理士が解説「NEWSは国民的アイドルになれない顔」Dr.高須幹弥が、メンバーの顔面を徹底診断肉体献上は"悪魔の契約"......元Jr.が明かす『ジャニーズのすべて 少年愛の館』昼夜問わない性奴隷、不気味な注射......合宿所の内部を明かした問題作『Smapへ』