なぜスポーツ紙がスクープ?

「満島ひかり潰し」のウワサも? クドカン舞台降板スクープが「不可解すぎる」といわれるワケ

2018/06/05 11:45
1806mitsushima
「お構いなし」の表情がお似合いで

 満島ひかりの“ワガママ舞台降板”報道が、一部マスコミ関係者の間で疑問視されているという。6月2日付「スポーツニッポン」によると、満島は、自ら企画を持ち込んだという宮藤官九郎脚本・演出の舞台『ロミオとジュリエット』を降板。舞台関係者によると、主催者側は満島が降板した理由について「体調不良」「スケジュールの都合」「最後までやり遂げる自信がないと(満島が)言っている」などと説明しているそうだ。一見すると、満島の身勝手な言動による降板劇だが、この取材に関わったマスコミ関係者からは「むしろ“満島潰し”のような報道内容になっている」という声が聞かれた。

 第一報は「スポニチ」のみで、翌3日以降はほかのメディアも後追い記事を出しているが、実は満島の降板情報は、事前に複数のスポーツ紙がキャッチしており、取材に動いていたという。

「5月末、同じ情報を元に、複数のスポーツ紙が裏取りを行っていたそうで、恐らく各社とも、同じ関係者から、この情報を得たのではないでしょうか。しかし、同作の上演は、6月2日の報道時点でまだ公に発表されていない段階だったため、その時点で主演が交代するのは、決して珍しい話ではありません。週刊誌ならまだしも、新聞が未発表作品の降板情報をすっぱ抜くというのはあまりにも不自然です」(テレビ局関係者)

 そこで気になるのが、この情報をスポーツ紙に流した人物について。満島のイメージダウンによってメリットを得るのは、いったい誰なのだろうか。

「企画を潰されかけた主催者や宮藤サイドが腹いせに……と考えるのが普通ですが、このセンはあり得ないと思います。確かに本番まで半年を切った時点で降板されたことで、何かしら被害を被ったことでしょうが、すでに満島の代役も見つかっていて、近々発表予定と聞いています。しかも、降板が決定した以降も、満島と宮藤の関係は良好で交流は続いているようです」(舞台制作関係者)


 主催者や宮藤サイドではないとすれば、情報源として、代役に選ばれた女優の所属事務所である可能性が浮上する。

「不可解な理由で降板した満島の代打出演に、あまりいい感情を抱いておらず、情報を流した……とも考えられますし、単純に話題づくりのためという説も否定できない。一方で、代役オーディションで不合格だった女優の事務所が暴露した……という可能性もあるのでは」(同)

 現状、真相は藪の中だが、満島にこうしたネガティブ報道が降りかかるのは、ある事情があるようだ。

「周知の通り、満島は3月に所属事務所を離れて、フリーで活動しているのですが、マネジメントを行うスタッフや代理人などが存在していないようなんです。仕事のオファーさえ、知人のツテをたどるか、本人に直接連絡をする以外に、なんの手立てもないと聞きます。現在、後ろ盾のない満島は、マスコミにとって“格好のカモ”で、書かれたい放題書かれてしまうといっても言いすぎではない。本人が気付かないうちに、記事が世に出てしまい、否定する機会も得られない状況にあるようです」(前出・関係者)

 満島は独立前の昨年にも、『東京国際映画祭』で取材をドタキャンして周囲からブーイングを浴びていたと、一部週刊誌に報じられていた。一連の動きが“満島潰し”ならば、その首謀者は、果たして何が目的なのだろうか。


最終更新:2018/06/05 11:59
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