サイゾーウーマンカルチャーインタビュー「調教されて風俗」は意外と多い? カルチャー 『リアル風俗嬢日記』著者インタビュー・前編 「調教されて風俗入り」は意外と多い? “家畜部屋”で暮らした女性の“リアル”な過去とは 2018/05/12 19:00 カルチャーインタビュー風俗嬢 みっともなくとも、生きていていい Ω 『元カレ殺ス』という曲をたまたま聞き、最初は「みっともない嫉妬をさらけ出して、なんて恥ずかしい歌詞なんだろう」と思っていたんですが、毎日聞くうちに「醜い部分があっても、生きていていいんだ」と衝撃を受け始め、ゴールデンボンバーにハマって毎日泣きながら聞きました。 ――まさか鬼龍院翔さんも、ひとりの奴隷が解放されることになるとは思わなかったでしょうね。 Ω 笑っちゃいますよね(笑)。音楽を聞くことがこんなに楽しいのかと。こんなに楽しい世界があるのに、「もしご主人様といる時間が永遠に続くなら……」、それは、地獄だな、と。「捨てられたら生きていけないと思っていたけど、こんなに楽しいものがあるなら、捨てられても生きていけるのでは」という考え方に変われたんです。最終的に、あれだけ一緒にいたのに、メールで「やめます」「わかった」で、おしまい。マインドコントロールが解けた瞬間でした。 ――今、ご主人様に対してどんな感情を持っていますか? Ω 憎くもないけど、平和に生きていきたいから関わりたくないです。今ちょうど、こうしたご主人様とのエピソードを執筆中で、『リアル〜』と同じく「めちゃコミック」で先行配信される予定です。夏〜秋頃にはみなさまに読んでいただけるようになっていればと思います。 指名も少ない“お茶っぴき嬢”だったΩ子さんだが、マインドコントロールが解けたことで仕事へのやりがいが見え始める。仕事の楽しさを見いだした一方、“身バレ”攻防戦も勃発し……楽しみながらも波乱含みの風俗嬢ライフは、後編へ続く。 (文=有山千春) (後編は5月13日配信) 前のページ12345 最終更新:2018/05/14 10:41 Amazon リアル風俗嬢日記~今日も元気にヌいてます~ (バンブーエッセイセレクション) ご主人様の素性、めっちゃ気になる! 関連記事 アラフォー風俗嬢が見た、本番ナシの風俗が生んだ「膣でイケない男たち」の悲しみアラフォー風俗嬢が明かす“性を嫌悪する”オジサン――童貞喪失で傷を負った男たちアラフォー風俗嬢の苦い思い出……孤独で貧乏な優しい“社長さん”の盗撮セックスを仕事にする女が「かわいそうな女」とは限らない――風俗嬢と教師の価値観のズレアラフォー風俗嬢が『リアル風俗嬢日記』を読んで、地雷客や男性に思ったこと 次の記事 美しい孤高の女性戦士にうっとり!! 映画『ワンダーウーマン』のDVDをプレゼント >