『リアル風俗嬢日記』著者インタビュー・前編

「調教されて風俗入り」は意外と多い? “家畜部屋”で暮らした女性の“リアル”な過去とは

2018/05/12 19:00

4人1組の「家畜部屋」で行ったプレイ

realdiary_0024-500 彼女たちは共同生活を送っていた。みな、Ω子さんと同じようにご主人様の命令で風俗店に勤め、売り上げを渡していた。作中、『私たちの存在価値は「常にご主人様の為に尽くすこと」風俗で働くこともその1つだった』と、彼女たちの勤務動機が描かれている。

――4人で一緒に住んでいたんですね。

Ω 実際には私は1人暮らししていて、ある日からもう1人が同居するようになり、それとは別に他2人が住む家畜部屋があって、そこでみんなでSMプレイをしていました。

――“家畜部屋”って、なんなのでしょうか……。そこでは何が行われていたんですか?

Ω SMプレイをするようになったのは終わりの1年ほどなんですが、私が初めてご主人様と体の関係を持ったのもそこでした。2人でいい雰囲気になっていると、ほかの子たちが帰ってきて。ぎょっとしていると彼が「おいで」と言い、彼女たちとおっぱじめたんです。で、「こいつらは、お前よりずっと前から調教済みなんだよ」とカミングアウトしてきて、さらにびっくり。「こいつらはおまえにとって先輩なんだから、おまえは俺とこいつらにも尽くさなきゃいけないんだぞ」と言いながら、乱交になりました。


――乱交の内容は、どんなものですか?

Ω ご主人様を含めた3〜4Pが主でした。ご主人様の命令で奴隷同士の女性器を舐め合ったり、ご主人様と代わる代わるセックスしたり。

――最初からそんなプレイをすることになるなんて、普通はドン引きしそうですが……。

Ω あ、でも、肉体関係を持つ以前から、「常に装着してすごすように」と命令されてアナルジュエリーや乳首クリップをしていて、M奴隷としてだいぶ調教されていたから、びっくりする程度でした。むしろうれしかったです。ちなみに、そういう器具って痛いじゃないですか。でもそれも、「ご主人様が私のために与えてくださった痛みなんだ」と脳内変換されていましたね。

――完全に仕上がっていたんですね。


Ω 私以外の3人は、もっとすごいんですよ。ご主人様が「おまえは、『3・2・1』と言われたら、イクんだからな? はい、3・2・1、イケ」と言った瞬間、指1本触れてないのに興奮しだしてイクんですよ。“脳イキ”というそうなんですが、あれを見たときは衝撃でしたね。

――魔法使いじゃないですか!

リアル風俗嬢日記~今日も元気にヌいてます~ (バンブーエッセイセレクション)