サイゾーウーマン美容・健康女性のカラダオトナ女子のホクロは取るべきか否か 美容・健康 東京イセアクリニック総院長・吉種克之医師インタビュー 専門医に聞いた「ホクロ」の真実! 知らないと恐い、ホクロを生む“生活習慣” 2018/05/10 15:30 美容インタビュー女性のカラダ 手術時間は1分のケースも! ホクロ除去手術最新事情 (上から)手術前、術後1週間、術後1年 生活習慣や体質が原因とはいえ、一度できてしまったホクロを自然に消すことは困難。どうしても気になる場合は、どうしたらよいのだろう? 「医療機関で除去するのが確実ですね。代表的な施術方法は『レーザー焼却法』と『切除法』の2つ。レーザー焼却法は、レーザーの熱を1分ほどホクロに当てて焼く治療法です。比較的浅いところにあるホクロであれば肌への負担も軽く、ダウンタイム(回復までに要する期間)もほとんどありません。傷痕も気にならない程度なので、肌トラブルがなければ再診の必要もないのがレーザー焼却法の特徴ですね」 もう一方の「切除法」は、その名の通りメスを使ってホクロの周りを切り取り、丁寧に縫合する手術だ。手術は約30分で完了し、抜糸と術後の経過を見る必要があるので、3回ほどの通院が必要とのこと。 「隆起したホクロや、レーザー焼却法でキレイに取り切れない大きさのホクロは、切除法で治療します。どちらの手術法も局所麻酔を使用するので、手術中に痛みを感じることはほとんどありません」 切除法の場合は術後「細いライン状の傷」が残るが、2〜3カ月ほどで傷の色が赤色から白に変わり、目立たなくなるそう。 「ただ、ホクロの根が深いところにあると、再発する可能性や、ホクロを取りきった部分に新たなホクロができることもあります。同じ場所にできたホクロを除去することは可能ですが、ホクロを増やしたくないという方は、日に当たりすぎず、日焼け止めを塗るなどの紫外線対策が必須です」 また、晴れの日はもちろんのこと、曇りの日も紫外線は降り注いでいるとのこと。曇りの多くなる梅雨時も、油断は禁物だ。 「ホクロにコンプレックスを抱えている方は多いと思います。今はさまざまな方法でホクロを取り除くことができるので、気になっている方は、ぜひ近くの医療機関に相談してみてください」 特に顔面にあるホクロは、除去するだけで驚くほど印象が変わってくるという。鏡を見てため息をついているなら、早めに除去したほうが心の健康にもつながってくるはずだ。 (真島加代/清談社) 吉種克之(よしたね・かつゆき) 美容外科「東京イセアクリニック」総院長 兼 銀座院院長。東京医科大学卒業後、昭和大学形成外科で研修、専門医を取得。大手美容外科クリニックの理事を経て、2010年に東京イセアクリニック診療部長に就任、現在に至る。 ・東京イセアクリニック 前のページ12 最終更新:2018/05/10 15:30 Amazon スカチャン・宮本の開運! ホクロ占い&メイク 気になり始めたらキリがない 関連記事 タトゥーを入れた9割が後悔、皮膚移植は30万円……医師に聞く「タトゥー除去手術」の最前線皮膚科医が“顔ダニ恐怖症”に警鐘! 「駆除石けんはやりすぎ」「敏感肌は存在しない」「ワキの黒ずみは突然できることも」皮膚科医が、肌トラブルを起こさないためのワキ毛処理を解説!そのシミ、実は「肝斑」かも……!? “美肌のプロ”皮膚科医に聞く、正しい知識と治療法通学服で11万円超えの出費! レーザーでシミ取り、プロに眉カット……小5愛娘の新学期準備 次の記事 キアヌ、またもホームレス姿 >