おばたのお兄さんの「五輪への夢」に見る、フジ・山崎アナとの格差婚がうまくいきそうなワケ
羨望、嫉妬、嫌悪、共感、慈愛――私たちの心のどこかを刺激する人気芸能人たち。ライター・仁科友里が、そんな有名人の発言にくすぐられる“女心の深層”を暴きます。
<今回の有名人>
「僕は日体大出身なので、2020年にあらゆる形で声がかかるよう、今、種をまいているところなんです」おばたのお兄さん
(中西正男「なにわ芸能かわら版」インタビューより、4月18日)
フジテレビのエース・山崎夕貴アナと結婚した芸人・おばたのお兄さん。
売れているとは言いがたい芸人が、山崎アナとの結婚で知名度を上げたものの、大変なことも多いだろうと予想はつく。結婚の影響で仕事は一時的には増えるだろうが、それがずっと続くとは限らない。大きな仕事が来れば、「奥さんが有名だから」と芸人仲間にやっかまれることもあるのではないか。
2人の結婚は、先輩からも完全に祝福されているとは言いがたい。『ワイドナショー』(フジテレビ系)では、ダウンタウン・松本人志が「応援はしてるけど、いしだ壱成とここ、どっちが離婚早いかなぁ」と発言し、ヒロミも「最初は『山崎アナの旦那さん』と呼ばれることに抵抗がないが、数年たつと『だから、俺の女房が山崎なんだよ』となって別れる。女優さんと実業家のカップルにありがち」と付け加えていた。2人とも「今はいいけど、これから大変だよ」とほのめかしていると言えるだろう。
妻の方が収入や知名度が上の格差婚は、夫に大きなプレッシャーがかかって、うまくいかなくなりがちというのは、一般論としては正しいと思う。しかし、Yahoo!ニュース「なにわ芸能かわら版」にて公開された、芸能ジャーナリスト・中西正男氏によるインタビュー「おばたのお兄さん、“格差婚”解消への秘策」を読むと、おばたは“例外”と思えてくるのだ。
インタビューによると、『とくダネ!』(同)を担当している山崎アナは、朝の3時起き、対するおばたは、夜10時に帰宅するので、生活はすれ違い。金曜の夜か土曜くらいしか、ゆっくり顔を合わせる機会はないそうだが、山崎アナはライブを見にきてくれたり、マッサージしてくれたり、おばたに対するネットの否定的な書き込みにも、「あなたの良さをわかってるから、気にしないでね」と言ってくれたり、かなり夫を立てているそうだ。