サイゾーウーマンコラム娘のバレエ教室での特別指導に怒り コラム 【連載】モンペと呼ばないで! ~怒れるママたちの叫び~ 【モンペと呼ばないで!】バレエ教室で「娘だけ裸足練習」……これは指導なの、虐待なの? 2018/04/10 17:00 コラム Photo by Photography from AC 保育園、幼稚園、小学校、おけいこ事の教室などでは、日々子どもの保護者と施設側の間でトラブルが発生している。ほんの些細なことでも、自分のこと以上に気になってしまうのが親心というものなのか。わが子のことを思ってとクレームを入れるママもいれば、モンペと呼ばれることを恐れて我慢するママも。そんなトラブル事例とママの葛藤をつづる。 新たなスタートの時期となる4月に、子どもの習い事デビューをさせるママは多い。少子化と叫ばれて久しいが、保育園の待機児童問題と同様に、人気の習い事に子どもたちが集中し、中にはキャンセル待ちとなるところもあるという。特に都心部では、治安や近隣への騒音問題により、公園遊びも気軽にできない風潮があるため、園庭を持たない保育所に通っている園児たちのママは、「運動させよう」と、体操教室や水泳教室に子どもを通わせるようになるのだ。都内で4歳になる男児を育てている30代の朱莉さん(仮名)は、3歳になったのをきっかけに、息子を水泳教室に通わせるようになった。 「実は、水泳教室の定員に空きがなく、半年キャンセル待ちをして通えるようになりました」 朱莉さんは、息子が通う予定の小学校では、水泳の授業が“泳げる子”と“泳げない子”に分けて行われるというウワサを聞いたそうだ。通っている保育園にはプールがないので、「夏場は水浴びしかできないんです。このまま泳げないで小学校に通うようになると、いじめられるのではないかと心配になり、入会しました」。 こうして念願の水泳教室に子どもを入れた朱莉さん。しかし、ママ友トラブルの“火種”を目撃し、頭を悩ませるようになったという。 「うちは3歳から習い始めたのですが、中には赤ちゃんの頃から親子スイミングに通っている子もいます。水泳教室の見学室は、そういった長期間通っているママさんがスペースを陣取っている状況なんです。ジムの人から『終わった人は早く退散してください』と言われても、お菓子を広げた状態で、平気な顔で座っているママさんグループもいます」 土曜クラスの時には、午前と午後の幼児クラスのママたちで見学室が満杯になるという。彼女は一度、水泳教室に「妊娠中のママさんが座れないで立っていたことがある」とクレームを入れたものの、「いろいろな方がいるので難しいですが、改善します」という一言だけ。保育園や幼稚園とは違い、習い事教室にとって、生徒とその保護者は、 完全に“お客様”である。そのため施設のスタッフも、マナー違反のママたちに強く言えない面があるのかもしれない。 次のページ 娘が不合格になった理由がわからない 123次のページ Amazon KUKOME バレエ用品 キャンバス バレエシューズ トウシューズ 布製 スプリットソール エレクトーンにも 子供 大人 初心者 練習用 (ピンク, 30) 関連記事 【モンペと呼ばないで!】保育士から「お漏らしが多い」と注意された娘……その原因に怒り爆発「発達の遅れを指摘された」保育園にクレームを入れ続けた“モンペママ”の悲痛な叫び隠れ待機児童ママの悲痛な声――「就職先が見つからない」と保活断念、生活はカツカツの地獄保活が終わっても地獄? 「タバコを吸ってる保護者がいる」との密告で窮地に立たされるママも子どもといると気が狂うから保育園に入れたい。ママ同士を対立させる“仮面保活”の実態