ジャニーズ小ネタ
【ジャニーズ研究会レポート】

Hey!Say!JUMP山田涼介主演『もみ消して冬』、ファンが出演女優に“アンチコメント”をして炎上騒ぎに

2018/03/06 18:00
山田涼介
あまりにも見境がなくて心配になるぞ

 Hey!Say!JUMPの山田涼介主演、ジャニーズWESTの小瀧望が出演しているドラマ『もみ消して冬~わが家の問題なかったことに~』(日本テレビ系)。3月3日に放送された第8話の平均視聴率は9.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)となり、平昌オリンピックが閉幕したためか、前回よりも2.9ポイントと大幅アップした。

 同作は、東大卒で超金持ちの3きょうだいが一家の事件を奇想天外な方法で解決する、ハチャメチャなホームコメディ。山田は末っ子で、将来有望な警視庁勤務の警察官・北沢秀作を演じている。長男の博文(小澤征悦)は、昇進のことばかり考えている天才心臓外科医で、長女の知晶(波瑠)は性格がキツく口が悪い敏腕弁護士。3人の父親・泰蔵(中村梅雀)は、難関私立中学校の学園長である。秀作の後輩で、いつも秀作に的確なアドバイスをする警察官・尾関光希役を、小瀧が演じている。母の早和子(霧島れいか)は20年前に他界して以来、ベテラン執事の小岩井凛治(浅野和之)と、新人執事の楠木松也(千葉雄大)が一家の世話をしている。

 前回、博文のはからいで、思いを寄せる同僚の池江里子(恒松祐里)の自宅マンションに向かった秀作。煮え切らない行動で里子をイラつかせてしまったため、秀作はリベンジするべく「部屋に上げてほしい」とインターフォン越しに頼む。すると里子は承諾したかのように、オートロックのドアを開けたのだった。里子の部屋に入ると、すでに眠っている彼女の姿が。その寝顔を見て、秀作は里子が「キスを待っている」と思い、戸惑いつつも、勇気を出して部屋の明かりを消すのだった。

 翌朝、にこやかに朝帰りする秀作を見て、泰蔵は「彼女を今度うちに連れてきなさい」と誘う。里子を緊張させないよう、博文も知晶も不在の日に里子を誘い、3人だけで自宅で会食をすることに。しかし、ほどなくして知晶が帰宅し、さらに博文も帰ってきた。しかも、一緒に飲んでいたという尾関と、クリーニング屋の手毛綱美鎖夫(児嶋一哉)まで連れてきてしまう。酔っ払った博文が騒ぎだし、一家でてんやわんやしているうちに、秀作は玄関にあるはずの里子の靴がなくなっていることに気がつく。

 靴が隠されたことを里子に気づかれないよう、こっそりと犯人探しを始める秀作。尾関に聞くと、犯人は博文ではないかと言う。その博文はというと、知晶が怪しいと言い、さらに知晶は、礼儀や家柄にうるさい泰蔵が隠したと言う。その後も、泰蔵は小岩井、小岩井は楠木、楠木は手毛綱、手毛綱は尾関が怪しいとそれぞれ証言。そして再び尾関に聞くと、被害者のフリをして自分に注目を集めようとした、里子の自作自演ではないかと言い出す。一体誰が里子の靴を隠したのだろうか……?


 今回は、最後に思わぬ展開が待っており、「思わずホロリとさせるいい話だった!」「これは意外すぎる展開」「伏線回収がすばらしい」と驚き、感動したという視聴者が多かったよう。一方で、「展開が重くてビビる」「いい話だけど、なんか重い……」という意見もあった。毎回、どうでもいいような事件を全力で“もみ消し”にかかる北沢家。確かに、家族間ではそれで楽しいのだろうが、他人である里子を巻き込むと、少々行き過ぎた印象で、無理やりな展開にも思えてしまう。

 さらに、今回ファンが1番絶叫したのは、冒頭で秀作が朝帰りをしたシーン。直接的な表現は一切なく、髪型が少し乱れた様子で秀作が家に帰ってくるだけなのだが、ネット上では「朝帰りとか見たくない、最悪」「動揺とショックが隠しきれない……」という声が多数投稿されていた。これまでずっと、秀作はヘタレで、いざという時になにもできないという役回りだっただけに、あっさり朝帰りまで持ち込んだ展開は、ファンにとってショックが大きかったようだ。里子を演じる恒松のTwitterには、山田のファンと思われるアカウントから「批判されるとわかってて、この役を引き受けたんですよね?」「正直ちょっと妬きました」などの“アンチコメント”がつく事態になっており、第8話の放送後は“プチ炎上”状態であった。

 ホームコメディだと安心していたファンにとっては、急な恋愛模様に動揺が隠せなかったよう。とはいえ、唐突な展開がこの作品のおもしろさでもある。残り数話となったが、今後もファンは山田と小瀧の恋模様にハラハラさせられながら見守ることになりそうだ。

最終更新:2018/03/06 18:00