TOKIO松岡昌宏、ジャニーズWEST神山智洋に“アイドルクビ宣告”!?　2人の不思議な師弟関係

　2月28日放送の『TOKIOカケル』（フジテレビ系）に、ジャニーズWESTがゲストとして登場。ジャニーズ事務所に入るきっかけや、デビュー秘話などを語った。メンバー7人全員に発言する機会があり、ファンにも大満足の回となったようだ。

　WESTメンバーの中でも、父親の仕事の関係で台湾に住んでいた際、台湾Jr.としてオーディションを受け、日本に帰国してから関西Jr.として事務所に入所した異色の経歴を持っているのが、中間淳太。この経緯を聞いたTOKIOメンバーは、「そんなフレンドリーな入り方あるんだね」と驚いており、事務所所属歴が長い彼らでも聞いたことがない例だったよう。

　また、神山智洋が受けたオーディションも一風変わったものだったとか。神山がオーディションを受けた当時は、“野球”か“ダンス”、どちらのオーディションを受けるのか、2択で選べたとのこと。そこで、ダンスオーディションを受けることにした神山だったのだが、二次審査で呼ばれた場所は、なんと大阪城ホールで行われていたTOKIOのコンサート会場。いきなり本番で踊るのが二次審査になっていたと明かした。

　これにはさすがの松岡昌宏と長瀬智也も、「オレたちのライブを何だと思ってる！」「オレらのライブはオーディションじゃないぞ！」とご立腹。まさか自分たちのコンサートがJr.のオーディションに使われているとは、露ほども思っていなかったようだ。さらに、ちょうど松岡の横で踊っていたという神山だが、のちのちその話を本人にした際に「ドラムのリズムが狂うから、隣で踊んじゃねえ！」と怒られてしまったと明かし、スタジオにいるメンバーを笑わせていた。

　松岡と神山は不思議な縁があるのか、その13年後の2017年に放送された時代劇『名奉行！遠山の金四郎』（TBS系）で共演している。その時2人は食事をして、一緒にタクシーで帰ったことがあったそう。そこで松岡から「酒とか飲まねえの？」と聞かれ、「あんまり飲めないんですよ」と答えた神山。すると松岡から「お前、アイドル辞めちまえ！」と、まさかの“アイドルクビ宣告”を受けたと大暴露。酒も飲まず、休日もあまり外に出ないという神山の話を聞き、松岡なりに心配しているゆえの発言だったようだ。

　そんな暴言を吐いた松岡だが、本心では「神山を育てなければ」と思っているのだとか。1月17日に放送された同番組にKing＆Princeが出演した際、平野紫耀が時代劇への意欲を語り松岡の“バーター”を勧められると、「今もう、神山でいっぱいいっぱいなの。神山を育てるのでいっぱいいっぱい！」と松岡が発言していたのだ。そんな後輩思いの松岡を踏みにじるかのように暴露話をしてしまった神山は、すぐさま「先輩、先輩！」と言いながら肩を揉みにいくという、後輩らしい姿を見せていた。

　松岡と神山の仲の良さが伝わってきた、今回の放送。ネット上ではファンから「神ちゃんと松兄の関係めっちゃいいね！　こんなに仲がいいとは知らなかった～」「松兄に育ててもらえる神ちゃんは安泰だね！　心強い先輩！」「松兄、これからも神ちゃんをよろしくお願いします！」との声が上がっていた。

　今後2人が時代劇で共演した際には、一段と成長した神山の姿を見ることができそう。松岡と神山の交流が末永く続いていくことを願いたい。

（吉本あや／ライター）