サイゾーウーマンカルチャーインタビュー女優・宇野なおみが語るオンナの野心 カルチャー 宇野なおみインタビュー【前編】 『渡鬼』加津ちゃんこと宇野なおみ、人生初グラビアを経験した今“オンナの野心”を語る!! 2018/01/02 19:00 インタビュー 宇野なおみさん、サイゾーウーマン初登場です!! テレビドラマ『渡る世間は鬼ばかり』(TBS系)で、1998~2011年にかけて、波乱に満ちた人生を歩む女の子・野々下加津ちゃん役を演じていた宇野なおみさん。2017年、「フラッシュ」(光文社)で人生初のグラビアに挑戦し、世間では「あの加津ちゃんが大人になった!!」「子どもの頃のイメージが強かったからビックリ!」などと大きな話題となった。 現在、女優として活躍する傍ら通訳の仕事も行うなど、精力的にどんどん活動の場を広げている宇野さんに、今回は“オンナの野心”をテーマに取材を敢行。グラビアに挑戦した理由、安定志向といわれる若い女性に思うことなど、赤裸々に語っていただいた。 ■石井ふく子さんからかけられた感動的な言葉 ――宇野さんの人生初グラビア、拝見しました! 世間では「これまでのイメージとは、まったく違う挑戦!」といった声も多かったですが、撮影はいかがでしたか? 宇野なおみさん(以下、宇野) そうですね、ポージングで筋肉痛になりました(笑)。お話をいただいたときは「需要があるのか?」と思いましたけど、もともとグラビアが好きだったこともあり、特に何も考えず挑戦しました(笑)! ただ、「後がないから脱いだ」とか「調子に乗っている」といったバッシングは危惧していたので、たくさんのメディアで前向きに捉えてもらえ、特に女性から好評をいただけたのは、うれしかったです。 ――ご両親やご友人の反応はどうでしたか? 宇野 父は「女優だから仕方がない」と言っていましたが、母には「まだスキャンダルもないのに!? 雑誌が出る前にねつ造してもらった方がいいんじゃない?」と爆笑されたんですよ。「それが母親の言うことか!」って返しました(笑)。友達の間では、意外と女性陣の方が好意的に受け取ってくれて、逆に男性は「袋とじ開けちゃったんだけど、よかったのかな……」とか、戸惑っている人が多かったですね。大学時代に所属していた茶道部の後輩から聞いた話では、部内のグループラインにも私の記事が上がっていたそうです(笑)。 ――『渡る世間は鬼ばかり』のプロデューサー・石井ふく子さんには、報告されましたか? 宇野 はい、グラビアの話が来たとき許可を取りに伺いました。そのときは“フッ”と微笑まれていて、その後、仕上がりを見せに行ったときには「……大人になったわね」と言っていただけたんです。周囲も自分も“子役”という枠の中で私を見ていたので、石井先生の一言で子役から脱したような、感動的な瞬間でした。 ――「グラビアが好き」とのことですが、どんなところに惹かれるんですか? 宇野 スタイルです。私はもともとバレリーナのような体形を目指していたのですが、第二次性徴期に太ってしまい、自分の体形にコンプレックスを持つようになっていました。けれど、グラビアを見たときに「このモデルさんたちみたいな体形になれれば、自分の体が好きになれるかもしれない」と思ったのがきっかけです。 ――グラビアアイドルは、まさにあこがれれのボディライン? 宇野 そうですね。私は筋トレを黙々と頑張ってきたのですが、それは誰かに好かれるためじゃなく、自分自身のためなんです。今回のグラビアで、そこを評価していただけたのは、すごくうれしかったです。 次のページ 共演した大女優たちが私の“野心”の基準値 123次のページ Amazon 渡る世間は鬼ばかり パート1 DVD-BOX 1 関連記事 きゃりーぱみゅぱみゅ、人気低迷で引退説も……「原宿KAWAiiカルチャー」は終わったのか?アスペルガーの夫や彼氏から「逃げてもいい」! “妻だから支える”呪いに耳を貸すな「笑顔はいらない」「bis」編集長・中郡暖菜が語る「媚びない女性ファッション誌」の作り方愛子さまの登校チェックから、悠仁さま運動会潜入まで!? 現役“皇室記者”インタビュー“盛る”科学技術が女子に与えたモノ――スノー大流行の要因は「自撮り=ナルシスト」の打破