サイゾーウーマンコラム五輪代表でない“ヒロイン” 本田真凛 コラム 今井舞の「週刊ヒトコト斬り」 本田真凛、平昌五輪フィギュア代表になれなかった“ヒロイン” 2017/12/29 21:00 週刊ヒトコト斬り 本田真凛公式プロフィールより ――毒舌コラムニスト・今井舞が、話題のアノ人物やアノニュースをズバッとヒトコトで斬り捨てる! ◎看板倒れ 「絶対大丈夫だって言ったじゃないかぁぁぁッ!!」という怒声が、各大企業から聞こえてきそうな年の瀬。本田真凛、平昌五輪フィギュア代表ならず。うーむ。ちょっとでもフィギュアスケートが好きで見てる人なら「そりゃそうだよな」という結果なのであるが。 「このコは絶対、第二の浅田真央ちゃんになりますよ」という広告代理店と所属事務所オスカーの悪魔の囁きをそのまま信じて、彼女に大枚はたいた各企業は、いい面の皮である。もう芸能事務所入りしている練習嫌いの16歳。オリンピック選手になれるわけないですね。 しかし、彼女の出演CMは、どれもこれも、いかにも五輪のヒロイン然としたものばかりだった。「必ず出場が保証されるものではありません」って小さく文字入れとくべきだったか。ビットコインか。 ◎新キャラ誕生 「モンスター」と呼ばれた女・兒玉遥、休業。詳細は語られず。察し。まあでも、呼んだまゆゆに罪はないってことで。自虐、下ネタ、毒吐き、あの裏アカは全て大変素晴らしい仕上がり。まゆゆのものだと知らなくても楽しめる。才能あるわ。 スキャンダルなしの優等生メンバーとして無事卒業するまゆゆ。しかし実は……アイドルは、腐女子だったのです。いいオチじゃないか。にんげんだもの。 ここで卒業するのも何かの縁。ひとつ新たにラジオ番組を作ってパーソナリティになってもらい、いかにも従来の彼女らしい通常進行と平行して、副音声では毒キャラの方で、暴れ回ってもらえないだろうか。ラジオの副音声って何だ。 今ひとつ使い勝手が悪い「元AKB」であるが。「裏アカ発覚」は、累積する卒業メンバーを捌くため、秋元康が編み出した新たな商機ということなのだろうか。いや、単なる過失か。孔明の罠……。 ◎続きはお正月の後 貴乃花親方、to be continued! ただ黙っているだけだというのに、周囲がどんどんヒートアップ。「沈黙は金」というのとは、また少しニュアンスが違う、五里霧中のだんまり。週刊誌で「独占告白!」の記事が出たかと思えば「そんな取材は受けてない」と反論との情報が。ビリー・ミリガンか。 とにかくいろいろ生殺しのまま、処分の正式決定は1月4日に。この状態で年越すんかい。大山鳴動して池坊保子がマツエク。突然上のみ30本(推定)。これが人生最後のスポットライトとばかりに、ヒロイン気分でアゲアゲ状態の75歳。1月4日に、下も付け放題にしてきたらどうしよう。保子もto be continued!! 今井舞(いまい・まい) 週刊誌などを中心に活躍するライター。皮肉たっぷりの芸能人・テレビ批評が人気を集めている。著書に『女性タレント・ミシュラン』(情報センター出版局)、近著に『気になる「あそこ」見聞録』(新潮社)がある。 最終更新:2019/05/21 20:27 関連記事 上野のシャンシャン公開に集まる「善意の人々」が醸す“違和感”中山美穂のヤマザキビスケットCMが意図するものいしだ壱成が休業を「年内」に区切ってるワケ日馬富士引退会見の裏にあるものと、貴乃花親方の「鬼退治」計画「暴力事件」渦中でも、我が道を貫く貴乃花一家のスピリッツ 次の記事 新しい地図“SNS事件簿”2017 >