サイゾーウーマン芸能消えた文化人2017 芸能 サイゾーウーマン勝手に調査団 「食べログで時代を席巻」「炎上が世界規模」……テレビから消えた「文化人」2017 2017/12/24 15:00 芸能ウラ情報勝手に調査団 「食べログ」うどんが主食ページより バラエティタレントではないが、際立った技能や知識があることでテレビ番組で重宝がられる「文化人」。だが、その中には手にした特権や出すぎた言動で批判にさらされ、その座を失う者もいる。 今回は2017年に転落した文化人2名を追跡。まずはあの、物言う「ベストセラー」作家だ。 「放送作家であり小説家の百田尚樹氏は、12年に上梓した『海賊と呼ばれた男』(講談社)で『第10回本屋大賞』を受賞。その授賞式で、『直木賞なんかよりもはるかに素晴らしい、文学賞の中で最高の賞』とスピーチして物議を醸しました。ただ、のちに自身のTwitterで『自分でも呆れるのは、“直木賞より”やなくて“直木賞なんかより”と言うたことやな』と回顧しています」(芸能ライター) だが、発言はその名声が高まるとともに過激さを増していく。 「14年2月3日、東京都知事選に立候補した田母神俊雄氏の応援演説の際、『旧日本軍による南京大虐殺はなかった』『東京裁判は東京大空襲や原爆投下をごまかすための裁判だった』と発言。NHKの経営委員でもあったため、世界中から火の粉が降りかかります。中国外務省やアメリカ大使館報道担当官が抗議しただけではなく、イギリスの放送局・BBC、シンガポール最大の新聞紙『ザ・ストレーツ・タイムズ』、南半球で最も古い新聞社であるオーストラリアの『シドニー・モーニング・ヘラルド』で一斉に報じられました。政治家ならともかく、日本の売文家の発言がこういう形で海外メディアに注目されるというのは前例がありません」(業界関係者) さらに15年6月25日、自民党の勉強会に講師として招かれた同氏は、普天間基地の移設問題で政権批判を強める地元紙・琉球新報と沖縄タイムスを“口撃”し、「沖縄の2つの新聞は潰さんとあかん」と発言。のちに安倍晋三首相が「報道が事実なら大変遺憾だ」と述べるなど、社会問題に発展した。 こうした炎上体質が忌み嫌われ、現在、地上波での出演はない。特に日本テレビは出禁だという。 「本人もTwitterで『テレ朝とTBSが、私を出演させないのはわかりきっていますが、日テレも上層部が“百田を出すな”と言っているようです』とつぶやいています。日テレは炎上発言をする人物を出したがりませんからね。現在はニコニコチャンネルや、大手化粧品メーカーDHCがネット配信している『真相深入り!虎ノ門ニュース』に出演中です」(同) ちなみに、当初よく出演していた『ワイドナショー』(フジテレビ系)も、「沖縄新聞問題」が浮上して以来、一度も呼ばれていない。この背景には、番組の政治姿勢として、「安倍首相がゲストで来るほどの自民寄りの番組だということも理由としてあるのでは」と前出関係者は話す。 だが百田氏は本業の放送作家としては『探偵!ナイトスクープ』(朝日放送)のチーフ構成作家として29年活躍し、書籍も定期的に刊行。そこまでの痛手は負ってないだろう。 2人目は、口コミ投稿サイト「食べログ」で身を立て、「食べログ」で身を滅ぼしたカリスマレビュアーだ。 「本業はビルメンテナンス業ながら、約30都道府県、1,800件以上の飲食店レビューを『食べログ』に投稿。読みやすい批評が話題を呼び、高評価をつけた店には客が増えるとまでいわれた、『うどんが主食』氏です。昨年5月12日、『櫻井・有吉THE夜会』(TBS系)でアンジャッシュ・渡部建が『私の食べ歩き道も、この人がいなかったら進めていない』と紹介し、顔出しNGながらテレビ初登場。以来、番組の常連ゲストとなるばかりではなく、フジテレビでは冠番組『うどんが主食presentsアナとウドン』が正月特番として放送されるなどメディアを席巻。今年6月には東洋水産から自身が監修した『マルちゃん 縦型ビッグ うどんが主食 讃岐風うどん』が発売されるほどの時代の寵児となりました」(芸能ライター) ところが、である。「週刊文春」(6月15日号、文藝春秋)において、彼が食べログで高評価をつけたステーキ店から、銀座の高級クラブでロマネ・コンティを無料で振る舞われたり、高額の時計をプレゼントされるなど過剰接待を受けていると報じられた。 この一件以来、「うどんが主食」氏は食べログのレビューばかりではなく、Twitterアカウント、インスタグラムをいずれも削除か非公開とし、行方をくらました。そんな同氏は今どうしているのだろうか? 「『食べログ』のレビュー、Twitter、インスタの全てがいつの間にか復活しています。ただ、これまで公開されていた1,800件のレビューは現在1,300件に減少。接待を疑われたステーキ店が本人いわく友人の店であったことから、同じような知人の店のレビューを削除したものと思われます。また、メルマガ会員向けのイベントも行ったりしているようですね。しかし、会員になったときに送られてくるメッセージ文には『通常、予約不可能な店でも僕であれば予約が取れるということもあったりします。例えば有名なお店ですと、『鮨 さいとう』とかですね』と店名を出し、自分の優位性をアピールしています」(芸能ライター) 現在、同氏のテレビ出演はゼロ。やはり「文春」報道以来、テレビ業界から敬遠されているようだ。 「テレビでは現在、『グルメなカリスマ素人』の座には、フォーリンデブはっしー氏がついている。彼も会社員でありながら、持ち前の明るさが売りで、『うどんが主食』氏が拒んできた顔出しもOKなので使いやすいんです。ちなみに、『うどんが主食』氏の素顔は、スキンヘッドのおじさんということがわかっています」(業界関係者) 素人以上、芸能人以下の「文化人」。「出すぎた杭は打たれない」なんて言葉も流通しているが、やはり、古くからのことわざ通り、「出る杭は打たれる」ようだ。 (村上春虎) 最終更新:2017/12/24 15:00 Amazon 【[裏メニュー]パスポート&うどんが主食シール付き】うどんが主食 私が通うウマい店100+80 どうぞ、おゆきなさい! 関連記事 赤西仁、木村拓哉、石原さとみ……「英語発音指導士」が“ペラペラ”芸能人を辛口診断!テレビ業界関係者に聞いた!! 煙たがられている“文化人タレント”テレビ関係者が暴露、3年後に消える若手女優3人! 「自称・女優の典型」「天狗っぷり」テレビ関係者が証言! 「先が見えない」「見込みが薄い」人気の若手女優3人“サーファー芸能人”5名の、海での意外な評判は? 千葉、湘南の波乗りが素顔を告発! 次の記事 元極妻が解説するソープの闇 >