サイゾーウーマンコラム知られざる女子刑務所ライフ元女囚が語る「男と女のシャブ事情」 コラム 知られざる女子刑務所ライフ26 元女囚が語る「男と女のシャブ事情」――“超大物アーティストX”は、もうやってないのでは? 2017/12/03 16:00 覚せい剤犯罪知られざる女子刑務所ライフ 犯罪の陰にオトコあり! しょうもない自虐オチがつきましたが、12年のムショ生活で、心はめっちゃ強くなりました。自分も含めてですが、ヘンな人が多すぎるんですよ。今、私が経営しているラウンジも、世間を知らない女の子が多くてタイヘンといえばタイヘンですが、ムショに比べたらラクなもんです。 ちなみに女性の懲役(受刑者)の数は男の約1割(※『犯罪白書』)だそうですが、女の子の犯罪の大半は「男がらみ」です。これまた私もそうでしたが、「シャブデビュー」は付き合っている男から打たれるのがほとんどですし、子どもの虐待なんかも「交際相手の男といたいから、子どもが邪魔になった」とかの理由です。DVの果てに、思い余って夫や交際相手を殺してしまうことだってありますよね。「みんな男が悪い!」と言うたら、言い過ぎでしょうか? でもそんな感じ。 では、男はどうでしょう? 大物Xさんや清原さんは、交際相手の女からシャブを打たれてハマったのでしょうか? 違いますよね、きっと。男の場合、シャブは自分からいってると思います。理由は、寂しさだったり、好奇心だったりでしょうが、それをカノジョにまで使おうとするのが男なのです(笑)。そういえば、清水アキラさんの息子も、相手の女の子に使おうとしてパクられてました。 犯罪からも男女の違いがわかるって、おもろいですよね。これもムショで学んだことですが、もう目いっぱい勉強させてもろたんで、戻りたないです。 中野瑠美(なかの・るみ) 1972年大阪・堺市生まれ。特技は料理。趣味はジェットスキーとゴルフ。『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)や『新・情報7daysニュースキャスター』(TBS系)などへの出演でも注目を集める。経営するラウンジ「祭(まつり)」 前のページ12 最終更新:2017/12/03 16:00 Amazon 犯罪白書〈平成28年版〉再犯の現状と対策のいま のりピーも最初は「夫に勧められて」だった 関連記事 元女囚が見たムショという“妄想”空間ーー「BL本」の差し入れで夫を疑い、夜も眠れず『監獄のお姫さま』の小泉今日子は暗すぎる! “ダンナ殺し”の受刑者は生き生きしてる?ムショにも「2世」はゴロゴロいる――“親子で懲役”も珍しくない塀の中つけまつげから靴、家具、お神輿まで、刑務所の中で作っているモノASKAもアソコに隠せばバレなかった? 絶対に見つからない「覚醒剤の置き場所」 次の記事 アラフィフ主婦の明るい婚外恋愛観 >