今井舞の「週刊ヒトコト斬り」

石田純一が「ファミリー」を増やしても、拡大していないもの

2017/11/10 21:00
ishidajunichi1711
石田純一オフィシャルサイトより

――毒舌コラムニスト・今井舞が、話題のアノ人物やアノニュースをズバッとヒトコトで斬り捨てる!

◎キサラで試したい
 いよいよ発売される「顔認証」機能搭載のスマホ。全く買う予定がなくても、ちょっと気になるのは「どこまで?」の件である。

 マスクなどで、顔の大部分を覆ってある場合は認証されないとのことだが、レンズ小さめならサングラスはOKらしい。てことは、ざわちんはダメなのか。鈴木雅之は、サングラス込みで最初の認証しておくんだろうか。所ジョージは額にメガネか。キンタローの顔で前田敦子は開けるのか。コロッケは果たして何人イケるのか。そういう「そっくりさん」的な話ではないと思うのだが、つい。

 意外と吉田沙保里でKABA.ちゃんがイケるってことはないだろうか。それならつまみ枝豆で小栗旬ってこともありうるのか。だから、そういう話ではないのはわかっているのだが。誰か止めて。

◎63歳、子は5人目
 石田純一。第三子妊娠。いや、石田純一が妊娠したわけじゃないんだけど。すごい。すごいよ純一。あらゆる意味で。


 欽ちゃんファミリー、橋田壽賀子ファミリー、小室ファミリー、北島ファミリー等々、ありとあらゆる芸能界のファミリーが、少子高齢化で衰退の一途を辿る中、「ただただ頭数を増やす」というシンプルな方法で拡大している石田ファミリー。増えてるだけで勢力は拡大してないが。あと、本当に「ファミリー」ってところもミソ。

 増える増えるよ。プラナリアか。ヘタしたら頭数に入れられちゃうぞ。谷原章介、うしろうしろーっ!

◎目指すは「鉄の女」?
 山尾志桜里、例の弁護士を政策顧問に招聘。強いよね。ハートがね。

 当選したんだから、私は勝ったの。勝ったんだから、あれこれ言われたくないし、言われる筋合いもない。当選したってことは、「やましいことがない」っていう私の言い分が国民に受け入れられたってことなんだから。やましいことがないので、一緒にお仕事させていただきまーす。だって、そもそも何もないんだから。文句があるなら投票場で会いましょう。

 普通はそーっとうやむやになるのを待つもんだが。何だこのケンカ腰は。「やましいことがない」をあえて強調しリセットを謀る。迎え酒か。


 常にお預け状態を世に晒すことを選んだ志桜里。いやー。ちゃんとできるってんならいいけどさ。新手のプレイじゃないだろうな。

今井舞(いまい・まい)
週刊誌などを中心に活躍するライター。皮肉たっぷりの芸能人・テレビ批評が人気を集めている。著書に『女性タレント・ミシュラン』(情報センター出版局)、近著に『気になる「あそこ」見聞録』(新潮社)がある。

最終更新:2019/05/21 20:28