サイゾーウーマンカルチャー愛妻家アカウントshin5にアンチ増加のワケ カルチャー 人気愛妻家アカウントが匂う! 『結婚しても恋してる』人気愛妻家が炎上! 「ノロケ」「あざとい嫁」にアンチ増殖 2017/11/11 17:00 マンガ 『結婚しても恋してる』(KADOKAWA) 2017年の夏に日本テレビ系で『ウチの夫は仕事ができない』という、仕事ができない愛妻家の夫とそんな夫を裏から支えようとする若妻のドラマが放送され、視聴者から「ラブラブでかわいらしい」「こんな夫婦になりたい」と評判を呼んだ。著名人の不倫が世間を騒がせ続ける一方、世の中では有名・無名の「愛妻家」がもてはやされている。ネットの世界でもそれは同じで、妻との日常を愛情いっぱいにつぶやくTwitterアカウントはいずれも人気だ。中でもフォロワー数が20万を超えるアカウント・shin5は、そのつぶやきが漫画化され、アカウント名そのままに原作者となり、『結婚しても恋してる』(KADOKAWA/作画、白虎)というタイトルで1~3巻まで発売されている。 妻の連れ子とその後に生まれた子どもたちを分け隔てなくかわいがり、妻とはずっとラブラブな関係をキープしているというshin5。その結婚生活が理想の夫婦像として人気を博し、コミックスだけでなくフォトエッセイも出版と、順風満帆のように思えるが、その一方でアンチが増え炎上騒動が起きているのも事実である。 アンチが嫌悪感を抱いているポイントは、学生カップルのようにTwitterで連日ノロケていること、自己陶酔型のポエム的な発言内容にあるようだ。また、妻とのLINEでのやりとりのスクリーンショットを頻繁に投稿しているが、そのやりとりがどうも嘘っぽく見え、やらせを感じると評判が悪い。 ノロケと指摘されている投稿例を挙げると、 「クリスマスに腕時計のプレゼント。『またお揃い?』といいながら嬉しそうにしていました。」 これに対して「こういうのは高校生まで」「30歳男と37歳女がしてるかと思うと……」という批判が多く出たとともに、時計メーカーのステマではないかという疑いまで出ている。また、ノロケの間に突如として投下されるポエム。その中でも、ファンの間で人気となり、またアンチ増加のきっかけとなった投稿がある。 「妻と結婚する前『このまま会えなくて別れるかも… 』って思ったことが何回かあったんだけど、その度に僕は会社休んで会いにいったり予定を全てキャンセルしてずっと一緒にいたことがある。人として最低だと思うけど、それくらい本気で距離を縮めたかった。大切なものを守るために優先順位なんてない。」 このツイートは1万を超える「いいね」が押され、3,500以上リツイートされた。以降、shin5の書き込みはポエム色が強くなっていく。それらに対し、「ちょっとくらい会えなくても死にゃあしない」「働き盛りの三十路中年男が、毎日毎日『泣く』『失いたくない…』『好き好きー』ってSNSで世界に垂れ流すって…」「自己陶酔感きもすぎ いい歳してこんなの恥ずかしくて書けないよ」と拒絶反応を示す人も多い。 次のページ 妻の「痛い言動」「計算丸見え女子力」にアンチ増加 12次のページ Amazon 結婚しても恋してる 1 (MFC ジーンピクシブシリーズ) 関連記事 『子宮の中の人たち』作者・EMI、ニコ生“過激配信者”の過去と幼児虐待疑惑で大荒れ人気コミックエッセイ『ヤンデレ夫婦』の子どもは“妄想”!? 「実録」騙るも強まる疑惑“ネットで金集め”が炎上する理由――真木よう子と山田孝之の違いをITジャーナリストに聞く「炎上してもへこたれない、はあちゅうになりたい」 ネット時代の漫画家が考える、批判への対処法「夢にお邪魔したよ」吉高由里子、「蚊がいる。」中山美穂ら、ポエムを紡ぐタレントたち