ノイズバンドをやっていたことも驚き

『ストレンジャー・シングス』人気の若手俳優に隠し子発覚! お相手はバンド仲間の日本人女性 

2017/11/01 19:02

ノイズバンドのメンバー同士で交際

 英大手タブロイド紙「ザ・サン」は現地時間29日、チャーリーの元交際相手で「コマネチ」というバンドの仲間だったアキコ・マツウラが、2014年5月にチャーリーの息子を出産していたと報じた。2人は同い年で、10代の頃に知り合い意気投合。お互いベタ惚れで、20歳の時に愛の結晶である男児が誕生したのだと伝えている。

 チャーリーとアキコはすでに破局しており、息子はアキコが引き取り育てているが、チャーリーも父親としてできることはしており、友好な関係を築いているという。

 アキコは、イギリスのノイズロックバンド界では知られた存在だ。アート/ノイズロックバンドの「PRE」、ノイズロックバンドの「コマネチ」、ノイズポップバンドの「ザ・ビッグ・ピンク」などを渡り歩いてきたドラマーでシンガーである。

 10年に行われた英アート&エンタメ情報サイト「list.co.uk」の特集インタビューで、アキコは、「私の父と母は大阪でBBQ(焼肉)レストランをしていた」「バンドをする前は美術学生だった」と語っている。ノイズロックバンド界でカリスマ的人気を誇っている「コマネチ」について、「これは日本のジョークなの。ナディア・コマネチは14歳の時彗星のごとく現れてチャンピオンになった。思いっきりハイレグのレオタードを着て、みんなそれを見てて。説明するとつまんなく聞こえるけど、日本人にはわかるジョークなの。日本人がこのバンドの名前聞いたら、みんな『あのコマネチか!』って思うはず」と説明した。

 そしてアキコは、「有名になりたい! とかいう野望はない。バンドを始めたのは楽しいから。レーベルとかアルバム制作とかは自ずと付いてくるもの。恋人関係と同じよ。すぐに『結婚したい』なんて思わないでしょ? ただ一緒に楽しみたいだけってこともある」とサラッと発言。「私たちのアルバムはやかましい。ライブも荒々しいし。アルバムは1つの次元であって、ライブっていうのは交流なのよね。観客には帰る時『WTF?(What the fuckの略。『マジかよ!』というような意味合い)』って思ってほしい」と言い放つアバンギャルドぶりも見せていた。


 アキコはライブで下着姿などを披露することも多く、サイドプロジェクトとして「スパーム・ジャベリン」という、直訳すると「精液の投げやり」というすごい名前のバンドでも活躍している。08年に大阪の難波ベアーズで行われた「メリー・クリトリック・リス・ワンマンライブ」のスペシャルゲストとして来日ライブも行うなど、精力的に活動するアキコのスーパーウーマンっぷりにチャーリーも惹かれたのかもしれない。

 チャーリーの恋愛事情はというと、今年に入ってから『ストレンジャー・シングス』で共演しているナタリア・ダイアーと手繋ぎデートしている姿がパパラッチされるようになり、彼女と交際しているものと見られている。ナタリアはチャーリーとの交際を認める発言はまだしておらず、当然今回のコカイン騒動、子ども発覚についても何もコメントを出していない。

 コカイン騒動の直後に隠し子報道が写真付きで出たため、「コカイン騒動から目をそらせるために、チャーリー側がリークしたのでは?」という意地悪い声も上がっている。しかし、チャーリーが息子の存在をひた隠しにしていた様子はない。おそらく今回のコカイン騒動で「ほかにも何かあるんじゃないか」とマスコミが調べた結果、浮かび上がってきたのだろう。

 『ストレンジャー・シングス』で彼の母親役を演じているウィノナも、08年にロサンゼルス空港発ロンドン行きの英国航空機のファーストクラスで、精神安定剤を“うっかり”過剰摂取し、10時間のフライト中2回もぶっ倒れ、空港に到着後すぐに病院に搬送されたという騒ぎを起こしている。親子役の2人が9年の時を経て、空港&薬がらみの騒動を起こしたことに、なんとも不思議な縁を感じずにはいられない。

 同シリーズはすでにシーズン3の製作が決定している。チャーリーが無事アメリカに入国でき、撮影に参加できることを祈るのみである。


最終更新:2017/11/01 19:02
コマネチ!―ビートたけし全記録 (新潮文庫)
イギリス人はどういう意味のバンド名だと思ってるのかしら