サイゾーウーマンコラム仁科友里「女のための有名人深読み週報」トレエン・斎藤司の危ない二面性 コラム 仁科友里の「女のための有名人深読み週報」 清水良太郎容疑者に「二面性感じる」と苦言――トレエン・斎藤司が「人のこと言えない」理由 2017/10/19 21:00 お笑い芸人女のための有名人深読み週報 斎藤にだって“二面性”はある 恐らく斎藤は、清水の言葉を根に持っていて、ここぞとばかりにやり返してやろうと思ったのだろう。しかし、「来年消える」は、清水の傲慢もしくは裏表のある性格を裏付けるエピソードとしては弱い。というのは、斎藤のように一気に売れた芸人が「来年消える」と思われるのは、生存競争の激しい芸能界では当たり前のことだからだ。 実際、芸能界でも斎藤の将来を危惧する人がいる。『お客様と10人』(同)で、ヒロミが「消えそうな人気芸人」の1位に斎藤を指名し、その理由を「新しいことをやらなきゃという焦りがある」と分析したが、一般的な意見せよ、先輩のアドバイスにせよ、「来年消える」は売れた翌年の所得税のようなもので、逃れられるものではないのだ。「来年消える」発言からは、清水の傲慢さより、斎藤の執念深さやプライドの高さが露呈された気がしたのは、私だけではないはずだ。 そもそも、二面性のない人間なんているのだろうか。仕事場とプライベートで、まったく同じ人格ということはないだろうし、また、家族、友人、恋人と、それぞれ見せる顔は違うはずである。人格は関係性や、利害に応じて変わるもので、定まったものではない。 それに斎藤は、自身の二面性に気付いているのだろうか。斎藤の二面性は、「結婚する気がないのに、結婚をちらつかせること」だと思う。 斎藤は、M‐1優勝前から交際している30代の一般女性がいた(現在は破局している)。「シンデレラ城の前でプロポーズできたらいい」と結婚宣言していたものの、実際にはほかの女性と二股をかけていたのだ。彼女と結婚する気がないのかというと、そうでもないらしく、「女性自身」(光文社)によると、設立したばかりの個人事務所の取締役に彼女を就任させているし、170万円の婚約指輪も買うなど、どっちつかずの行動を取っていた。 さらに「週刊文春」(文藝春秋)によると、現在は合コンで知り合った20代女性と同棲、またしても「結婚を前提につきあっている」と宣言。しかし、『とんねるずのみなさんのおかげでした』(同)では、「そろそろ芸能人と付き合いて~」と叫ぶなど、浮気心をうかがわせる。“結婚”という言葉を出すから話がややこしくなるのに、どうしても口にせずにはいられないようだ。 芸能人がつまずくのは、違法カジノだけとは限らない。斎藤も自身の二面性には、気を付けた方がいいのではないか。老婆心ながら思う次第だ。 仁科友里(にしな・ゆり) 1974年生まれ、フリーライター。2006年、自身のOL体験を元にしたエッセイ『もさ子の女たるもの』(宙出版)でデビュー。現在は、芸能人にまつわるコラムを週刊誌などで執筆中。気になるタレントは小島慶子。著書に『間違いだらけの婚活にサヨナラ!』(主婦と生活社)、最新刊は『確実にモテる 世界一シンプルなホメる技術』(アスペクト)。 ブログ「もさ子の女たるもの」 前のページ12 最終更新:2017/10/19 21:00 Amazon ハゲましの言葉: そんなにダメならあきらめちゃえば (小学館よしもと新書) 女関係で週刊誌のトップを飾る日も近い? 関連記事 元夫の自殺と遺書公表を経ても……上原多香子の奔放ぶりに見る“忘れるオンナ”の顔「男の不倫はOK、女は言語道断」の考えを振りかざす、“おじさん”坂上忍のチョロさX JAPAN・Toshlの語る「再結成エピソード」に、「洗脳が解けてない」と感じてしまうワケ三遊亭円楽“不倫謝罪会見”の最も気持ち悪かった点――「度量の広い妻」賛美への疑問高橋真麻と馬場典子の外食エピソードに見る、“食通の女”が男から嫌われてしまうワケ 次の記事 嵐アルバム内容めぐり櫻井批判噴出 >