サイゾーウーマンカルチャーインタビュー月100万円の職業愛人の実態 カルチャー 「職業:愛人」の女たち 第4回 月100万円の愛人報酬、港区マンションのプレゼント――20代女子「職業:愛人」の実態 2017/10/29 21:00 「職業:愛人」の女たち 失った金銭感覚と普通の生活……愛人の「その後」 男性の心理をこれだけ把握していると、将来はいい人と結婚できそうな気がするが、それがそうでもないようだ。 「少し前までとある企業の御曹司と付き合っていたんです。彼は地方在住の方だったので、東京に出張で来る際は、いつも私のマンションに泊まって、ここから出勤するというくらい、お互いに本気になっていたんです」 ――なんでダメだったの? 「彼、既婚者だったんですよ。奥さんも子どももいて……。まだ結婚して日も浅かったので、家庭を壊すことはできないという空気がありました。だから、自分から身を引いたんですよね。私といても、今ある家庭の幸せを壊すことはあっても、それ以上の新しい幸せは作れないじゃないですか」 普通に考えれば優しい心の持ち主なのかもしれないが、その男性と恋愛が盛り上がっている中でも、ナナミさんは、彼と会わない日には別の愛人とデートして体を重ねているのである。ナナミさんが手に入れたいのは、愛情なのだろうか、お金なのだろうか。 「最近、わからないんですよね。パパ的な人とセックスするときは、やはりそこで頑張らなきゃいけないから、すごく尽くすんです。相手が何を求めているかに合わせて、痴女になったり、M女になってみたり。でも、『相手に合わせるだけのセックス』は、彼氏とはできないでしょ。だけど、最近、相手に合わせて演じるセックスばかりしていたから、だんだん自分の素を出し合うようなセックスができなくなってきちゃったんです」 ――将来結婚して、子どもを持って……という生活はイメージできますか? 「自分がそういう幸せな生活を手に入れることを望んでいるかどうかも、わからないんですよね」 ――愛人で稼げなくなったら、何をしようとか考えているんですか? 「そうですね。最近は、『パパがほしい』という、私よりもう少し若い子を見つけてきて、『愛人が欲しい』という男性をマッチングさせるお仕事でもしようかなと考えているんです」 それは世の中では管理売春というのではないだろうか……と喉元まで出かかった。一人暮らしをしたいというきっかけから愛人業に足を踏み入れたナナミさん。人がなにを「幸せ」と感じるのか他人が口出しすることではないが、彼女の描く将来像に不安を覚えてしまった。 (オフィスキング) 前のページ123 最終更新:2017/10/29 21:00 Amazon マンション格差 (講談社現代新書) ジャニに貢いで20代が終わるオンナもいる…… 関連記事 「愛人紹介」のラウンジオーナーと、“パパ活”女子大生の意外な本音【職業:愛人の女たち】ヤクザが好む「愛人顔」って、どんな顔? 橋本マナミよりあの人! 元大リーガーと交際も……「愛人は3人」シングルマザーの“男と金”事情【「職業:愛人」の女たち】派遣先の経営者と婚外恋愛、離婚、そして愛人へ――バツイチ女性が語る「私は女に嫉妬される」の意味「女性のふくらはぎレベル」「もはや凶器」GACKT、“愛人報道”でささやかれる“男性器事情” 次の記事 桐谷美玲と橋本環奈の体形で現場混乱? >