「元極妻」芳子姐さんのつぶやき7

ヤクザが好む「愛人顔」って、どんな顔? 橋本マナミよりあの人! 

2017/09/03 16:00
gokutsuma7
Photo by othree from Flickr

 今は亡き某指定組織の三次団体幹部の妻だった、待田芳子姐さんが語る極妻の暮らし、ヤクザの実態――。

■「ヤクザの愛人になりたい」女性はお金目当て

 前回は主に正妻のことを書かせていただきましたので、今回は愛人さんのお話です。

 愛人のいないヤクザはまずいませんが、最近はやりの不倫報道を見ていると、カタギさんの事情もほとんど変わりありませんね。だって、ヤクザ社会で起こっていることは、金銭絡みと愛欲がほとんどで、金額や実力行使(笑)の面で振れ幅が大きい以外はカタギさんと同じなんです。

 最近は、特に世知辛い世の中ですから、古女房(や古亭主)とケンカするよりも新しい恋をしたいという気持ちになるのもわからないでもないですが、古女房としては、やはり面白くはありません。


 まあ職場での不倫はともかく、「ヤクザの愛人になりたい」という人は、ほぼ100%お金が目当てですから、シノギ(お金を得る手段)が細くなっている今となっては、愛人希望者はほとんどいないでしょうね。それでも、親分衆の中にはビックリするほどきれいなカノジョ(愛人さん)を連れている方も、まだいらっしゃいます。たいしたものですね。

■“あんな顔してキメセク”というギャップが……

 正妻に気の強い女性を選ぶヤクザが多いことは、前回書かせていただきましたが、愛人さんもキツそうな顔の女性が多い気がします。もちろんヤクザと付き合うんですから、気が弱かったら務まりません。だから、だいたいホステスさんとかキャバ嬢など夜の仕事の女性が多いのだと思います。

 現実はともかく、ヤクザが憧れる愛人さんは、もう少しゆるい感じです。一時期は、歌手のASKAさんと一緒に逮捕された栩内香澄美さんの人気が高かったです。きれいで、スキがありそう(=やらせてくれそう)で、男性の妄想をかき立ててくれるタイプです。しかもキメセクでパクられ(逮捕され)てるんですから、ヤクザたちは大興奮でした。

 オットの元若い衆たちは「トチナイが写真集を出したら絶対に買うのに!」と言っていました。有罪判決を受けているのに、出すわけないんですけどね。そもそもうちの若い衆ごときは相手にされないでしょうし。


#びちょびちょ