サイゾーウーマンコラム神林広恵「女性週刊誌ぶった斬り」不倫騒動SPEED今井と上原の絆 コラム “噂の女”神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第378回】 今井絵理子と上原多香子の不倫報道でわかった、いまだに強いSPEEDの絆 2017/08/23 14:20 女性週刊誌ぶった斬り!上原多香子今井絵理子 「週刊女性」9月5日号(主婦と生活社) 下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る! 本日発売の「週刊新潮」(新潮社)で茂木敏充大臣の“手帳無料配布”の追撃記事が。前回の「新潮」記事を事実無根としていた茂木大臣の“嘘”を暴いたものだが、首相や大臣が嘘をつくのは、もはや“普通”のことらしい。3年前、法務大臣だった松島みどり氏がうちわを無料配布して辞任したが、それが “まとも”だったと思えるほど、嘘と腐敗が蔓延している。 第378回(8/17~22発売号より) 1位「今井絵理子 長男が『パパ』と呼ぶ“育ての父親”は声を詰まらせて『あの子は強いから大丈夫…』」(「週刊女性」9月5日号) 2位「上原多香子 自殺夫遺族再憤激!『“死後離婚”で新恋人と“妊娠”再婚を!』」(「女性自身」9月5日号) 3位「紗栄子 富豪恋人との破局を決めた『屈辱の仕打ち』!」(「女性自身」9月5日号) ※「女性セブン」は合併号休み なんとも妙というか、不自然というか、わざとらしい記事である。 不倫スキャンダルに見舞われた参議院議員の今井絵理子。そんな今井の“元彼”を「週刊女性」が直撃している。しかもこの元彼、半同棲が報じられた、献身的に今井を支えていた沖縄の同級生ではなく、今までメディアで報じられたことのない“お初”の人物だ。 現在40代で、フィリピン在住の映像クリエーター氏という“元彼”は、今井が離婚した07年から交際をスタートさせ、8年にわたり同棲していたという。今井の息子もまた、元彼を父親のように慕っていたらしい。 記事にはそんな今井と息子、元彼の3人の関係が、周辺の関係者の証言によって詳細に描かれている。いかに元彼が今井とその息子に対し献身的だったか、という視点で。 だが、この記事は“元彼”自身の告白ではない。「週女」はこの元彼を追いフリピンまで行ったようだが、しかし元彼は「お話しできるようなことはあまりない」と記者に答えている。そのため、記事は“芸能プロ関係者”“芸能プロマネージャー”“今井家の知人”などの第三者による匿名証言で構成されているのだが、しかし不思議なことに記事後半になると、元彼のこんなコメントが飛び出すのだ。 「(今井とは)たしかにいちばん長い付き合いでした」「ただ、フラれて別れたのではありません」「(息子に対し)遠くから見守りたい」 まさに“いい人”コメントだが、どう考えても不自然でしょ。そもそも「週女」がわざわざフィリピンまで行って、どうでもいい元彼の本人コメントだけで帰ってきたとは思えない。記事にちりばめられた“第三者証言”は元彼自身の“告白”なんじゃない? 本人が詳細を語ると約束していたから、わざわざフィリピンまで行った、その出張費用を出すことが可能になったのでは? しかも記事には、元彼の「まさかフィリピンにまで来るとは思っていませんでした」という、なんどもわざとらしいコメントと、元彼のフィリピンの事務所写真までが掲載されているのだ。さらに、この元彼、実は記事では実名で登場する。普通なら元彼は一般人だから、配慮して仮名なのに――。 まあ、いろんな事情があるんだろうけど。そもそも「週女」がフィリピン出張、取材に行ったこと自体が、すごいことだと思う。それが一番の驚きだった。 次のページ 上原多香子の新情報 12次のページ Amazon ココロノウタ 息子と歩んだ4年間、そしてこれから (祥伝社黄金文庫) 関連記事 上原多香子はスルー、宮迫博之は許される――ワイドショーによる不倫報道の不公平斉藤由貴は不倫でなく“セカンドパートナー”!? 謎の擁護を展開する「女性自身」嵐・松本潤、オムツCM“降板疑惑”と“変態プレー”葵つかさの復讐劇ホリプロの手先「女性セブン」、松居一代を総攻撃! 明るみに出た“芸能界の恐怖”ローラの独立・洗脳記事で浮上した、芸能事務所の“嫌がらせ”とマスコミの共犯関係