サイゾーウーマンコラム神林広恵「女性週刊誌ぶった斬り」ローラ洗脳記事は事務所の嫌がらせ コラム “噂の女”神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第373回】 ローラの独立・洗脳記事で浮上した、芸能事務所の“嫌がらせ”とマスコミの共犯関係 2017/07/18 21:06 女性週刊誌ぶった斬り!小林麻央ローラ 「週刊女性」8月1日号(主婦と生活社) 下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る! 『報道ステーション』(テレビ朝日系)と時事通信の世論調査で、安倍政権の支持率が30%を割った。他調査でも軒並み30%台となっているが、第二次安倍政権発足後、初めての事態だ。秘密保護法、集団的自衛権、安保法制、そして森友、加計学園問題、そして憲法改正。こうした民主主義国家とは思えない恐ろしい独裁体制に、ついに楔が打ち込まれるのか。これからが正念場だ。 第373回(7/13~18発売号より) 1位「ローラ 事務所独立騒動のウラに心酔する大物デザイナーのカゲ」(「週刊女性」8月1日号) 2位「市川海老蔵 『治療費3千万円は払わない!』」(「女性自身」8月1日号) 3位「松居一代がひた隠す『7つの嘘』」(「女性セブン」7月27日号) またしても、そうくるか。それが「週刊女性」のローラ独立、洗脳記事だ。 ローラの事務所独立話が急浮上している。その発端は6月、Twitterでローラが事務所への不信感とも思えるつぶやきをしたことだが、その後、次々と浮上したのがローラへのネガティブとも思えるマスコミ情報だった。いわく、ローラが事務所との金銭トラブルを抱えている、レギュラー番組がゼロ状態に、CMのオファーが出せず広告業界困惑――などなど。 そして、満を持したように飛び出したのが「週女」の“洗脳”報道だ。記事によれば、ローラは世界的に有名なデザイナーであるマッシモ・ジョルジェッティに心酔し、「彼の意見を聞いてから何もかも決めている」「彼の意見をいちばん尊重する」。そのため「事務所は彼女をコントロールできなくなっている」だって。毎度毎度、よくぞこうしたネタを仕入れてくるものだ。 独立騒動とタレントの洗脳問題を関連づけ、セットにしてバッシングを行う。それはタレントの独立問題を抱えた芸能事務所の“常套手段”となってしまったようだ。 その筆頭が、のんこと能年玲奈の洗脳、芸能界引退危機“干され”事件だ。女性演出家に洗脳され、事務所に不満を募らせた。こんなストーリーで事務所の処遇に不満を持ったのんを追い詰めていった。そういえば、「週女」はこの“のん洗脳報道”も熱心にやっていた。 次のページ 中島知子以降、顕著になった洗脳騒動 123次のページ Amazon 婚活開運旅日記 関連記事 松居一代、「恐怖のノート」の中身とは? “離婚騒動”で代理戦争が起きていないワケToshl、“脱洗脳”の裏に10歳上資産家令嬢の存在! 新たな「心配の種」も中居残留はSMAP再結成の布石!? ジャニーズ事務所に生じたキムタクとの差ジャニーズ残留決めた中居を持ち上げ、元女性マネジャーへの批判を煽る「女性セブン」淫行騒動の小出恵介が浮き彫りにした、女性関係で身を滅ぼす男の特徴