そんな時代もあったね

石原真理子が万引き! 広末涼子や秋吉久美子…「プッツン女優」と呼ばれた女たちの奇行

2017/07/30 15:00
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『女優 石原真理子』(芳賀書店)

 1980~90年代にドラマ『ふぞろいの林檎たち』(TBS系)に出演し人気を博した女優・石原真理子が、弁当とお茶を万引きした疑いで事情聴取を受けていると報じられた。石原はかつて「プッツン女優」と呼ばれており、とっぴな行動がたびたび注目を集めていたが、「プッツン女優」と呼ばれた女優はほかにも数多くいる。

「『プッツン』という言葉自体は、そもそも片岡鶴太郎がお笑い芸人として活躍していた頃にはやらせた言葉で、石原はその元祖ともいえる人物です。今回の事件が起こったのは都内コンビニでのこと。弁当とペットボトルのお茶を持って会計せずに店から出ようとしたところ、気づいた店員が通報して、駆け付けた警察官に連行されました。石原は自分でも容疑を認めています」(芸能ライター)

 現在CMやドラマで活躍している広末涼子も一時は“プッツン行動”が話題になった女優の1人。

「広末の行動で特に話題になったのは、2001年に報じられた『タクシー事件』です。当時交際していた俳優の金子賢と朝まで都内のクラブで遊び、その後ドラマの現場だった千葉県白浜町までタクシーで移動しました。しかし財布にお金はなく、4万円もの無賃乗車をしています。さらに同年は仕事のドタキャンも報じられており、『奇行が目立つ』『情緒不安定』といった声が上がっていました」(同)

 また女優の中には、活動休止中の奇行が取り沙汰されている人物も。藤谷美和子は、芸能界で活躍していた当時からプッツン女優と言われていたが、その行動は活動停止中の現在も発揮されているようだ。


「藤谷は12年に、神奈川県小田原市で徘徊生活を行っているとスポーツ紙で報じられました。毎日午後5時半になると駅前に必ず現れると近隣の人たちが語り、乱れた髪でキャリーバッグを引いている姿も目撃されていました。所属事務所との契約も切れているようなので、芸能界復帰も難しいのでは」(同)

 12年の映画『「わたし」の人生(みち) 我が命のタンゴ』で「モナコ国際映画祭」の主演女優賞を獲得した秋吉久美子は、その奔放な性格からプッツン女優の代表格として真っ先に名前を上げられる人物。

「秋吉は特に男性関係が奔放です。79年にフォークグループ『青い三角定規』の岩久茂とできちゃった結婚したのですが、その後もほかの男性との交際が取り沙汰されて離婚に至ります。さらに、04年には息子より若い映像クリエイター、グレンと結婚しました。男性遍歴もすごいですが、私生活もかなり変わっています。6月に放送された『アウト×デラックス』(フジテレビ系)に出演した際は、美術の展示会に犬を連れていったという話を披露。入り口で『犬はちょっと……』と止められたそうですが、秋吉は『犬じゃありません。ぬいぐるみです』と断言し、犬を連れて展示会を楽しんだと自慢気に語っていました」(同)

 特にプライベートでの“プッツン”ぶりが目立つ女優たち。小さな奇行であれば世間の関心を引くいいネタになるが、石原のように犯罪となるとタレント生命に関わる問題。そのバランスをとれないのが、プッツン女優と呼ばれる所以なのかもしれないが……。


最終更新:2017/07/30 15:00
女優 石原真理子
そろそろ藤谷美和子さんの出番ですよ