サイゾーウーマンコラム彼女が婚外恋愛に走った理由婚外恋愛“された”女の複雑な心模様 コラム 【連載】彼女が婚外恋愛に走った理由 「私の趣味は、夫の不倫疑惑をブログに綴ること」婚外恋愛“された”女の複雑な心模様 2017/06/25 16:00 彼女が婚外恋愛に走った理由 家庭を持っている女性が、家庭の外で恋愛を楽しむ――いわゆる“婚外恋愛”。その渦中にいる女性たちは、なぜか絶対に“不倫”という言葉を使わない。どちらの呼び名にも大差はない。パートナーがいるのにほかの男とセックスする、それを仰々しく “婚外恋愛”と言わなくても、別に“不倫”でいいんじゃない? しかしそこには、相手との間柄をどうしても“恋愛”だと思いたい、彼女たちの強い願望があるのだろう。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ これまで、婚外恋愛をしている女性たちに話を聞いてきたが、一方で、夫に婚外恋愛を“されている”女性は、どんな心境にあるのだろうか。 婚外恋愛に走ると、男女問わず、普段とは異なる行動を取りがちだという。スマホをこまめにチェックしたり、外出が増えたりなど、配偶者の些細な行動の変化に不安を募らせている側の話を聞きたくなった。 今回お話を聞かせていただいた美和さん(仮名)に、「ご主人の変化には、敏感に気づくものなんですか?」と質問すると、彼女は静かに微笑み、こう言った。 「当たり前じゃないですか……気づきますよ。気づいたからこそ、泳がせたんです」 ■夫の不倫相手は、同じ会社の独身女性 美和さんは、ネットスラングで「され妻」と呼ばれている、「夫に不倫を“された”妻」である。 2人の出会いは6年前。美和さんは派遣先の会社で今の夫と知り合った。 「その会社は、正社員と派遣社員の垣根が低い、アットホームな社風の会社でした。トレッキングやダーツなんかの社内サークルもたくさんあって、私はとあるスポーツ系のサークルで夫と親しくなりました」 当時の美和さんは30代手前、ご主人となる男性は年上の正社員であった。 「大学時代に知り合った彼氏と数年付き合って、『そろそろ結婚かな』というところで別れてしまって……30歳手前にして焦っていたところもあると思います。浅ましい表現ですが、どの男性だったら将来性があるだろうと品定めした時に、一番理想だったのが主人でした」 次のページ 手に入れた「専業主婦」という肩書 123次のページ Amazon 復讐するは我にあり 関連記事 不倫のきっかけは「妊娠した同僚への嫉妬」――母ではなく女として求められようとした、妻の後悔「私にとって彼は花沢類」不倫相手に“セックスしない”関係を求める30代主婦が夢見るモノ「男がキャバ嬢を落とすのと同じ」2児の母は、なぜ家庭外セックスを辞められないのか?「ブスと笑われ、恋愛はゲームの中だけ」の妻が、気持ちいいセックスを婚外恋愛に求めるワケ“干支が同じ”上司とセックスした新卒男子、「恋愛でも不倫でもない」という地獄