サイゾーウーマンコラム叶井俊太郎「子育てブログ」子どもの人間関係、どこまで踏み込む? コラム [連載]ヤリチン卒業!! 叶井俊太郎の子育て奮闘記 成長とともに複雑になる娘の人間関係、親はどこまで関知すればいいんだろう? 2017/05/01 19:35 ヤリチン卒業!! 叶井俊太郎の子育て奮闘記 (C)倉田真由美 先日、オレと娘ココと妻くらたまの3人で、大ヒット中の映画『SING/シング』を見に行きました。内容的にココには早いかなと思ったんですが、かなり前のめりで、ラストは感動して小さく拍手までしていて楽しそうでした。 が、事件はエンドロールで起こった! ココが上着を着ようと立ち上がると、ココの前に座っていた30前後の男が振り返って、なにやらココに話しかけてるじゃないですか。ココは泣きそうな声で「ごめんなさい……」と謝っている。オレがその男に「どうしました?」と聞くと、「ずっと足で背もたれをドンドンされていたから注意した」とのこと。ダンスと歌のシーンでココが足をバタつかせ、座席を蹴ってしまったみたい。オレはとっさに、その男に「それは失礼しました。暗くて気づきませんでした。申し訳ない」と謝った。 ココを見るとかなり落ち込んでいて、かわいそう。妻を急かして、エンドロールが終わる前に劇場を出ました。そうしたらココが泣いてるじゃないか! 「大丈夫。ココは悪くないから。気づかなかっただけなんだから」と慰めてると、注意した男に対してかなり腹が立ってきた! 妻も「なにその男? なんでココに怒ってんの? 親に言えばいいのに!」と怒っているし、オレもまったく同感。文句があるなら親に言えって話ですよ! その場で言えばよかったなあ、マジで許せんよ。 いままでもこういう場面が何度かありました。ココにちょっかいを出してきた子どもがいた時も、まず先にココに「大丈夫?」と駆け寄るオレ。ココを慰めている間にムカついて、親に文句の1つでも言ってやろうと思っても、その時点で相手はどこかに行ってるというパターンを何回も繰り返している。なにかあった場合、ココの安全を第一に考えてしまうんだよなあ。 ココが他人に対して迷惑をかけた、もしくはかけられたら、まず謝ってしまう。「なにが起きたのかを両方から聞いてから行動する」と頭ではわかってるんですが……。冷静になることを、もっと意識しないと! 次のページ 成長とともに複雑になる娘の人間関係 12次のページ Amazon 突然、9歳の息子ができました。―42歳、バツ3、自己破産男の気ままな育児術 関連記事 幼稚園との違いも実感……初めてづくしだった子どもと保護者にとっての「小学1年生」を振り返る!娘の小学校の親子給食に参加したんですが、おかずはこんなに少なかったっけ!?1学年全員にセリフ&平日と土曜日の2回開催! 小学校の学芸会は“配慮”だらけ怖いと思っていた学童のママたちに本音をぶつけたら、逆に仲良くなれました!車酔いで大ピンチ!? 父娘だけで連休中にドライブするときの必需品とは……