サイゾーウーマンコラム山辺節子の容姿に注がれる視線 コラム 今井舞の「週刊ヒトコト斬り」 7億円詐欺で捕まった山辺節子の容姿に注がれる、お茶の間の視線と戸惑い 2017/04/07 21:16 週刊ヒトコト斬り ――毒舌コラムニスト・今井舞が、話題のアノ人物やアノニュースをズバッとヒトコトで斬り捨てる! YouTube「ANNnewsCH」より ◎魅惑のヒロイン誕生 あー。たまんない。一目見た時からお前に夢中だ。「大企業へのつなぎ融資」を持ちかけ、70人以上から7億円を集めた詐欺の容疑で、タイで逮捕された山辺節子。 完璧な聖子ちゃんカットに、おリボンつきカチューシャ。まつげ盛りメイク。流行のオフショルブラウスで肩を出しながら、ペプラムシルエットで中高年の腹カバー。スマホをいじるピンクのネイルとその手つき。62歳。ギネスに載りそうなレベルの最年長女子力維持者である。山田美保子もかなわない。 金のほとんどは30歳以上年下であるタイ人の愛人男性に貢いで、一緒に住む豪邸なども建てていたそうな。とにかく、各局全てのニュース映像が「62歳」の部分をものすごく強調していたのが印象的。これ見た視聴者の心にまず浮かぶのは「一体いくつだ、このオバハン」だもんな。需要と供給……。 逮捕時の映像には、自分を捕まえるために近づいてきた警官にセレブっぽく握手したりする様子も。つくづく滋味のあるキャラ。あー、できればもっと泳がせて、毎日の節子コレクション見たかったなぁ。 調べに対し「私も被害者」だと強く主張、日本への強制送還に抵抗しているそうな。節子ーッ、ワガママ言うたらあかん! ◎その日まで 『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)登場に空気が凍った浜崎あゆみ。どどどどどうした、その顔は。いや服も。うわ歌も。もうもう何から指摘したらいいのか。いや、何も指摘したらいけないということなのか。ある意味、モザイクかけなきゃならないレベル。完全に喫水線越え。 顔・服・声、自身のあらゆる構成要素が、生放送のキー局歌番組で披露すべきものでないのは一目瞭然。しかし出る。あの状態で出る。そこにまったく躊躇が感じられない精神構造に、彼女を取り巻いてきた気の遠くなるような忖度の積み重ねの歴史を見た気が。 今や何をやっても、「もう終わってる」と罵詈雑言の嵐の浜崎あゆみであるが。この状態でも出る、構わず出る、をずーっと続けていたら、いつの日かそのスタンスが「逆にすげえ」となる時が来るのかもしれない。来ないかもしれないけど。 どちらにしても、もう彼女を止められる者も、止めてくれる者もいない。これからも、痛姫としての君臨は続く。ががが頑張れー。 ◎庵野も困惑 あれはやっぱり布石と言うことだったのか。今村雅弘復興大臣のあのネクタイ。直後に『エヴァンゲリオン』新作制作正式発表。もちろんネクタイは売り切れだ。 ま、これは面白深読みする気も起きない物件だが。被災者に一番寄り添うべき部署のトップがあの暴言。寄り添うどころかシンクロ率0%ォォォ! 今後辞任に追い込まれるんだろうが。最後に一言、あの日あの時何であのネクタイしてたのか、それだけ教えて。それから辞めて。 今井舞(いまい・まい) 週刊誌などを中心に活躍するライター。皮肉たっぷりの芸能人・テレビ批評が人気を集めている。著書に『女性タレント・ミシュラン』(情報センター出版局)、近著に『気になる「あそこ」見聞録』(新潮社)がある。 最終更新:2019/05/21 20:35 関連記事 あっけなく掠め取られた、安田美沙子にとって唯一の商売道具新たな二世タレント「桑田真澄の息子」Mattに願う、たった1つのこと黒バックにロゴが輝く「ザ・プレミアム・モルツ」CMが刺激するアノ記憶『アナ雪』放送の手腕でわかった、フジテレビがやるべきコンテンツ家庭に専念する堀北真希の「芸能界引退」に漂う不穏さ 次の記事 香取慎吾、“隠し子疑惑”で『SmaSTATION!!』にエール続々! ファンの書き込み広がる >