サイゾーウーマン「うる落ち水クレンジング」はヤバイ? 美容・健康 [大検証]本当はヤバイ洗顔料・クレンジング 透明感は増さないし、目&皮膚刺激に要注意「うる落ち水クレンジング」【本当はヤバイクレンジング】 2017/04/02 19:00 本当はヤバイ洗顔料・クレンジング ――「洗うだけでスキンケア」「角栓まで落とす」「潤いを与える」……洗顔料やクレンジングに躍るキャッチコピーは良いことばかり。でも、本当に肌にいいの? そこで、定番&人気のアイテムを、化粧品の成分解析で知られるかずのすけ氏と、化粧品検定一級で化粧品開発の経験を持つ安藤美和子氏(「アンチエイジングの神様」)が大検証! ■トーンアップは感じられず、主成分は目&皮膚刺激アリ 【商品名】マンダム Bifesta うる落ち水クレンジングローション ブライトアップ(300ml/希望小売価格税込1,080円) 【PRコピー】メラニン角質も毛穴の汚れもすっきり!/保湿型ビタミンCとAHAの一種の乳酸配合で、透明感のある素肌へ導きます 総合評価(A~D) C ◎全成分 水、DPG、PEG-6(カプリル酸/カプリン酸)グリセリズ、PEG/PPG/ポリプチレングリコール-8/5/3グリセリン、ジイソステアリン酸PEG-20グリセリル、PEG-400、グリセリン、ビスグリセリルアスコルビン酸、乳酸、ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム、クエン酸Na、クエン酸、EDTA-2Na、ココイルアルギニンエチルPCA、フェノキシエタノール <かずのすけ氏の成分解析評価> 「DPG(ジプロピレングリコール)」を主成分に、非イオン系界面活性剤を多種配合した典型的リキッドクレンジングになります。DPGは目にしみる成分なので、アイメイクを落とす際には目に入らないように注意しましょう。敏感肌の刺激になる成分でもあります。 「PEG~」のような長い名前の成分も、非イオン系界面活性剤でメイク落とし成分です。この成分自体に皮膚刺激はありませんが、リキッドベースでは界面活性剤の力のみでメイクを落とすので、洗浄力がどうしても落ちる&メイク落としに時間がかかるのが欠点です。オイル系に比べると肌への摩擦も増えてしまいます。 薄いメイクなどの場合にはW洗顔不要で、手軽にメイク落としができるのはメリットです。主成分が目&皮膚刺激の成分である点が大きな減点ポイントになります。 <安藤美和子氏の使用感評価> ◎使用感レビュー ・汚れ落ち★★☆☆☆ コットンにたっぷり含ませてふき取ると、メイクが浮くように落ちました。ただし、口紅とアイライナーは残ってしまったので数回に分けて落とす必要があります(ゴシゴシ落とすのは過剰な刺激になるので絶対にNGです)。 次のページ 使用後は肌がもちもち、化粧水効果も納得 123次のページ Amazon ビフェスタ うる落ち水クレンジング ローション ブライトアップ 300mL 関連記事 “ふっくらもち肌”は1分間だけ、イソフラボン配合の「なめらか本舗」【本当はヤバい洗顔料】AHA配合はほぼ無意味、アレルギーリスクもある「AHAウォッシュクレンジング」【本当はヤバイ洗顔料】セラミド保湿というも保湿力低め!? 泡が水っぽくてスカスカな「キュレル」【本当はヤバい洗顔料】口コミ大人気の「ハイピッチクレンジングオイル」をぶった斬り【連載:本当はヤバいクレンジング】「24h cosme」は本当に肌にいいのか? 化粧品開発者が語る「ミネラル」のウソとホント